寝顔と末っ子 ページ13
スバル「さみゃーいる？！いるよね？！」
北斗「まて明星！」
真「Aちゃんもういないんじゃないかな！」
あんず「明星くん！Aちゃんさっき体調不良で朔間先輩と一緒に帰ってたよ！」
真緒「ちょっと待てよお前ら！」
スバルを筆頭にTricksterの面々とあんずが軽音部部室へと飛び込んだ。
零「おやおや。何事かと思いきやTricksterの皆ではないか。」
「んん、あたま、いった…」
部室には棺桶の中で座る零とその膝の上で髪の毛を梳かれるAがいた。
「な、に…」
スバル「本当に、本当に！ありがとう！俺らの為にあの曲を作ってくれて、あの曲を俺らに歌わせてくれて！！」
真「すっごい曲だったよ！Aちゃんすごいね！」
北斗「この革命の曲。とても良かった。ありがとう。」
「別に…思いついただけだから」
スバル「それでも、ありがとう！！
絶対にこの革命を成功させよう！」
真緒「あぁ。」
北斗「もちろんだ。」
真「頑張ろうね！」
零「くっくっくっ…お主らは眩いのぉ…我が愛し子が与えた曲。無駄にはするなよ。この革命は必ずや成功するじゃろう」
Trickster「はい！」
零「ほれ、Aはもう寝る時間じゃ。事がすんだのであれば退出しておくれ」
零の膝に居たAは小さな寝息を立て眠っていた。
スバル「さみゃーってば寝てるね！おやすみ！」
北斗「騒がしくして済まなかった。礼はまた後日だな」
真「寝てたのに起こしてごめんね。Aちゃんの厚意を無駄にしないよう僕頑張るから！」
真緒「体調悪い中俺らの為にありがとう。」
あんず「…革命成功させようね」
スバル「さみゃーの寝顔可愛い〜！」
5人はAを取り囲み寝顔をみつめていた。
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作者名：杏 | 作成日時：2023年10月23日 19時
