朔間兄妹は難しい。【あんスタ】 (ページ13)

今日:49 hit、昨日:141 hit、合計:116,204 hit

電池切れと末っ子ページ13

Your side

「うへぇ…頭使いすぎて…ちぬっ…」

午前中の授業が全部終わって秘密基地に避難中。

授業中にお菓子食べられないなんて地獄だよ…

「糖分足りな…」

秘密基地あと一歩手前で私の視界はぐるりとまわった。

ーー

アドニス「大神。あそこに人が倒れている」

晃牙「あ"？」

購買に行こうと階段を降りる途中だった2人。廊下の端っこに倒れてるAの姿をアドニスが見つけた。

アドニス「女の子だ」

晃牙「なんでこんなとこに女が…ってこいつ吸血鬼ヤローの妹じゃねぇか？」

アドニス「朔間先輩の妹なのか？」

晃牙「顔似てんだろ、ほら」

アドニス「言われてみると確かに似ているような気がする」

晃牙「おい、おいっ！起きろ！」

アドニス「大神。顔色が悪いようだ。」

晃牙「ったくしょーがねーな！アドニス、こいつ持て」

アドニス「あぁ。わかった。」

晃牙「おい！吸血鬼ヤロー！落しもんだ！」

そう言って軽音部のドアを開けるとゆっくりと棺桶が開いた。

零「なんじゃわんこ…騒々しいのぉ…」

アドニス「朔間先輩、廊下で妹が倒れていたぞ」

零「…A？」

「んん…れーにぃ…」

零がAを抱き上げる。

零「わんこにアドニスくん。Aを運んでくれてありがとう」

晃牙「ふん、俺たちは行くぜ。」

アドニス「お大事にだ。」