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日向たちと分かれ再び帰路につく
バレーに夢中で気付かなかったけど、時刻はもう少しで19:00になる
楽しかったけど疲れたなんて思いながら歩いてると、私の1歩先を歩いてた及川さんがピタッと止まり後ろを振り返る
「ではではリュック持ってもらおうかなー」
言うまでもなく罰ゲームのこと
負けた私に拒否権はないので渋々、はいとリュックを受け取る
別にリュックの中は私の着替えとタオルが入ってるくらいだから重くはない
「さてと…」
いきなり及川さんが膝を着いて屈み込む
『…何してるんですか??』
「歩き回って足痛いんでしょ?おんぶするの」
いやいやいや!と恥ずかしさで後ずさりをするが罰ゲームだからと言われ、躊躇気味に失礼しますと乗る
「相変わらずかっるー!」
ちゃんと食べてんの?って本気で心配してくる及川さんに対して、同じ家に住んでるんだから同じ物食べてるはずでしょう?と返す
そういえば、
『…なんで足痛いって分かったんですか?』
「歩くペース落ちてたしね」
バレーしたのもあると思うけどと笑いながら返される
『…横腹も痛いです』
「それは俺もです」
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作者名:雨宮 | 作成日時:2020年6月16日 21時