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『さ、さかたん、これ買うの?』

さ「変?」


ケロッとした顔で俺に服を見せてきたさかたん。


『いやその服 変も何も真っ黒なんだけど。
柄ひとつないんだけど。』


俺はそんなさかたんに冷めた目を向けた。

そもそも服を選びはじめて30分同じようなものしか見せてこないんだけど。

なんで黒なんだよ。
さかたんカラーの赤とか選ばないの?
どうせ同じ黒ならデザイン変えろよ。


さ「いやぁ、かっこいいと思ったんだけどなぁ」


と、小さな声で呟いているさかたんの手にはさっきと違う黒い服があった。

なんだコイツ黒いなにかに取り憑かれてるのか、と思いながら俺は近くにあったパーカーを手に取った。


さ「あれ、Aくんそれ買うん?」

『んー…特にそんな気は無いけど』

さ「…とりあえず試着しませんか?」

『な、なんだよ』


突然店員化したさかたんの変なノリでそのまま背中を押され試着室に連れてかれる。


さ「よし!!これ着て出てきてな!!」

『え、ほんとに着るのかよ』

さ「当たり前や ろッ?!」

無邪気な顔で洋服を押し渡された時だった。

後ろを通った大柄の男がさかたんの背中に思っきし当たり、よろけたさかたんはそのまま前のめりで倒れてきた。


そして、俺とさかたんは流れ込むように1つの試着室に入った。


いや、入れられた。


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如月優紀 - とても、読んでいて楽しかったです!好評価を手が勝手に押していましたwwこれからも頑張って下さい! (2020年4月5日 16時) (レス) id: f8a96c7e7b (このIDを非表示/違反報告)
名無し先生@男主製造者(プロフ) - 沙羅さん» 全然大丈夫ですよ!!笑笑 わざわざコメントしてくれてありがとうございます笑これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年4月15日 9時) (レス) id: 7c6295ab3b (このIDを非表示/違反報告)
沙羅 - すみませんんんんん まちがって低評価押してしまいましたぁぁぁぁ! でもとても面白いと思っているので!これからも頑張ってください! (2018年4月8日 16時) (レス) id: 0cfe5506c7 (このIDを非表示/違反報告)
名無し先生@男主製造者(プロフ) - 柑橘系みかんさん» oh…!! (2018年3月9日 22時) (レス) id: 7c6295ab3b (このIDを非表示/違反報告)
柑橘系みかん - oh… (2018年3月9日 4時) (レス) id: afde7bfb09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無し先生@男主製造機 | 作成日時:2017年9月9日 19時

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