1-Aの少女【ヒロアカ】 (ページ23)

今日:6 hit、昨日:21 hit、合計:92,519 hit

戦闘訓練後2 ページ23

マ「ちょっと待ったAちゃんっ！！」

オールマイトが慌てているとA隣に座っていたマイクは慌てて、Aとオールマイトの間に割り込んだ

『どうしたの？ひざし、この人誰なのか知ってる？』

マ「この人はな、オールマイトのファンの人だ！！」

『ファン？だから、オールマイトのまねしてるの？』

マ「そっそうだぜ、オールマイトのリスナーさ」

『なんで、私の名前知ってるの？』

相「彼は雄英の新しい教師だからね、生徒の名前くらい知ってるさ」

相澤はマイクの困っている様子を見かねて、Aにそう答えた

『そうだったんだ、私てっきりオールマイトが痩せちゃったのかと思ったよ』

職員「「察しがいい！！」」

オ「驚かせてごめんね、」

『全然です』

相「待たせて悪かったな帰るぞ」

相澤は仕事が終わったらしく、Aの頭に軽く手を乗せると先に職員室を出て行ってしまった

『えっちょっと待ってよ消太さんー！！』

Aは慌てて荷物をまとめ、失礼しますと礼儀正しくお辞儀をして、相澤の後を追った

マ「まったく、気をつけてくださいよ、オールマイトさん俺焦っちゃいましたよ」

オ「ごめんごめん、ついね」

ミ「それより、なんでAが職員室にいたわけ？」

リ「あの子、今日の授業で怪我してたからね、心配なんだろうさ」

ミ「過保護ね、相澤くんも」

マ「イレイザーはAちゃんのこと一番心配してっからな」

リ「しょうがないさね、Aは自己犠牲が過ぎるからね、心配にもなるよ」

そんな話しをされていることを知らないAは相澤と共に帰っていた

『消太さん、一緒に帰らないんじゃなかったの？』

相「今日、ばあさんに治療してもらったんだろ？帰る途中で倒れたりしたら危ないだろうが」

『大丈夫だよ、全然疲れてないし』

相「お前は大丈夫じゃなくてもそういうだろ」

『そんなことないって』

口ではそういうAだが、ずっと近くで見てきた相澤にはAが万全な状態でないことくらいわかる

相(慣れない高校生活に、戦闘訓練にリカバリーガールの治療疲れないわけがない)

相澤はいくら周りに過保護だと言われても、実際心配なんだからしかたがないと思いながら、Aと家に帰った

Aは家に着くとご飯を食べお風呂に入り、すぐに寝てしまった。