【stgr】潮鳴りのする雲を抜けて３【青井らだお】【完】

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　過激派ミンドリー



「家とかめっちゃ汚くしててほしいな」
「え〜！？ Aさんめっちゃ綺麗だったよ〜！？」
「えなに、ひのらんAさんの家行ったことあんの？」
「あるよお〜！ 手料理も食べさせてもらったんだ、めっちゃ美味しかった！」
「えーっ、いや、うーん、わかるけどなあ。あドリーさんどう思います？」
「あ、うん？ え、ごめんまるんくん、聞いてなかった。何の話？」
「いやこう……Aさんみたいに、ぱっと見何でもできるクールビューティー的な人が、家の中とかですごいだらしない人とかだったらめっちゃギャップあるなあって」
「あー……ぱっと見ね？」
「ぱっと見。現実がどうとかはさておいてね」
「まるちゃんセンパイ今の発言Aさんに報告してもいいですか？」
「ひのらん絶対やめて？ らだお先輩にも絶対やめてね？」
「Aさんは、ないでしょ。ふつうに」
「…………」
「…………」
「あー……、そう、そうっすよね！」
「な、ないですよねぇ！ Aちゃんセンパイに限ってねえ！」
「うん。ないよ」


「……さっきのドリー先輩めっちゃ怖くなかった！？」
「めっっっちゃこわかったです。いつもと同じ声色なのがなおさらこわかったです」
「だよね！？ やば……やべぇなAさん。気軽にいじれねぇ人だ」
「黄金世代、Aさんに関して触れたら怖い一面ありますよねえ。一番まともなのは皇帝なんだなぁ……」



　秋服



「デデドン！ 秋服に変えてきた」
「登場の効果音がたぶん違う。……腕七分丈すか？ 寒くないんですか」
「うん。上着きればいっかなーって。アーマーとか着て動きまわってると普通に暑いこともあるしね。冬は冬でまたかえるよ」
「おれは秋と冬で変えるのめんどいんで、まるきり冬ですけど。服は自分で選んだんすか？」
「うん。どお」
「かわいいですよ」
「……あぁ、あっ、あり……。うん」
「かわいいですよ。似合ってます」
「なん、いや、き、きいた。あり……ありがとう」
「これおれに一番に見せました？」
「え、いや。服屋でた瞬間ナツメとたまたま会って……こわ！ こわい！ 顔見えないけど雰囲気がこわい！」
「冬服は一番におれに見せてくださいね」
「圧！ 圧つよ！ はなれて！」


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ヴァイオレット・エヴァーガーデンの劇場版を今さら見て爆泣きしてテンションぶち上がったので更新します ツイッターには屍が転がってます

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