朝から勘違い ページ2
***
俺の朝はいつも過激だ。
「小太郎くん起きて…?」
葉山「ん、んう…」
「起きないと襲っちゃうよ…」
葉山「!?起きます起きます!」
「ふふ、残念起きちゃった」
葉山「あ、朝から何言ってんの!? 」
「私は本気だよぅ」
そう、俺の未来の嫁ことAは
巨乳化計画達成後から俺を誘惑して来る回数が劇的に増えた。
「あ、それともキスの方が良かった?」
葉山「えっ、や、そのぉー…」
「あはは小太郎くんのバカ」
葉山「!?」
性格はあんまし変わってないかな?
ちょっとえろくなっただけ(俺得)
「ご飯出来てるから食べよ」
葉山「うん」
「あ…小太郎くん」
葉山「今度はなに!?」
「おはよう」
葉山「お、おはよ?」
訳わかんないとこは相変わらず。
でもそこが可愛いンだよなぁっ
「小太郎くんパン食べれるよね?」
葉山「よゆー!」
「はい、サンドウィッチ。そしてごめんなさい」
葉山「え?なんで謝る…?」
「ちょっと……手抜いちゃった」
葉山「そーゆーことね!大丈夫大丈夫!」
「うん、でも愛はいっぱい詰まってるよ」
葉山「知ってるよ〜〜!」
「ふふ、飲み物何が良い?パンだから…牛乳?」
葉山「うん、欲しい!」
「分かった。じゃあ持ってくる」
葉山「サンキュー」
同棲し始めてから結構経つけど
Aの気配りはピカイチだと思う!
「はい、搾りたて」
葉山「ん、あんがっ…今なんて?」
「搾りたて」
葉山「え…?」
「搾りたてだよ?」
葉山「それって、え?」
「パッケージに書いてあった。搾りたてって」
葉山「…」
ガンッ)))*テーブルに頭打ち付けた
「え、小太郎…くん?」
葉山「何でもない、何でもない!!!」
一瞬でも変な妄想した自分殴りたいっっ!
そうだよな!!牛の乳だよな!!!
分かってたはずなのに俺ってヤツは…!
「?私のミルクじゃないからねぇ」
葉山「…」
ガンッ)))*同じ
気付かれてた。死にたい。
「ふふっ」
***
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青空 - すごく面白いです!!これからも頑張って下さい。更新楽しみに待ってます!! (2016年7月24日 10時) (レス) id: 51fb34efd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロキ | 作成日時:2016年5月30日 20時