運命の花を 阪神タイガース

あの人はどこに？ ページ9

上本「次、どこ案内したらいいですかね...？」


能見「んー、とりのとこでええやん」


上本「そうですね、どこにいるかな...？探してみます」


能見「おん、じゃ、改めて、これからも、よろしくなAちゃん」


A「はいっ！よろしくおねがいします！」


廊下、


上本「どこにいるかな...とりさん、」


A「すみません...わざわざ私のために」


上本「いやっ！気にしなくていいよ！」


二人で話ながら歩いていて、

前に気を配るのを忘れていたら、


ドンッ！！


A「わっ！！」


「おっ、と！すまんのぅ、大丈夫か？」


そう言って、私を支えてくれた、

すっごく私より背が高くて、

しっかりとした体格の持ち主だった、


上本「Aさん大丈夫？良太さん、ありがとうございます」


良太「気にせんでええよ、えっと...この子は...」


上本「今日からここで働く(人1)Aさんです」


良太「そうか！よろしくな！」


A「はいっ、よろしくおねがいします、えっと...」


良太「新井良太、じゃけん！」


A「良太さん、あの、ありがとうございました」


良太「うん、誰か探してるのか？」


上本「とりさん知りませんか？」


良太「とりさんなら、さっき剛と一緒に...」


上本「え、剛さんと、ですか...？」


一気に固まった上本さん、

さっき言ってた、西岡さん、って人かな...？


上本「うーん...どうしよう」


良太「力になれるかはわからんけど、一緒に行っていいか？」

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