マリーの勘違い ページ24
マリーsaid
やけに長く眠っていた気がした
ﾏﾘｰ「ここ、どこ…」
ﾏﾘｰ「あ、家か…」
見慣れた家がそこにはあった
しかし…
ﾏﾘｰ「みんながいない」
涙がこぼれそうになったがぐっと堪える
ﾏﾘｰ「家の中にいるかも」
ｶﾞﾁｬ
ﾏﾘｰ「おーいお母さん？メリー？」
呼び掛けたが誰もいなかった
ﾏﾘｰ「痛っ」
頭に鋭い痛みを感じた
人間…ナイフ…バット…助けて…メデゥーサ…
ﾏﾘｰ「思い出した！」
なんで今まで忘れていたのだろうか？
お母さん メリー まるる…
みんなは
ﾏﾘｰ「死んだんだ」
我慢していた涙が溢れた
ﾏﾘｰ「ぅううーうわぁぁぁ…」
どれほどの時間泣いていただろうか
南にあった太陽が西に傾き始めていた
泣いたからか、なんだか体が重く 眠りについた
このまま眠るように 死ねたなら
どれほど良いことだろうか
このまま眠って
死ねたらな
お母さんに
メリーに
まるるに
会えるのに
みんなに
会いたいよ
そんな願いは叶うわけもなく
今日もいつもと同じように
起き
マリーと遊ぼうとして
もう会えないことに気づき
また涙を流す
一度涙を流すと
もう止まらなくなり
泣き疲れて眠る
みんなが死んでからは
そんな生活が続いたので
瞬く間に日はたち
いつしか肌寒い季節になっていた
その頃になるともう
涙は枯れたのか
もう流れなくなった
ﾏﾘｰ「みんなのお墓を作ろう！」
気分だけでも明るくするために
明るく言ってみる
…まあ誰も反応してくれる人はいないのだけれど
たしかなにかの本にお墓には
たしか死んだ人の骨を
入れるはずだ
ﾏﾘｰ「でもみんなの骨はないからな…」
数分間考えた後
ﾏﾘｰ「骨の代わりになるものを入れよう！」
と思った
お母さんは
いつも手帳に書くのに使っていたペン
メリーは
メリーのとても上手くかけていた絵
まるるは
使っていたリード
どれにするか迷ったが
これ以外のものは自分がみんなのことを
ずっと覚えていくように
残しておくことにした
ﾏﾘｰ「この辺かな？」
大体の位置に印をつける
ﾏﾘｰ「よし！掘ろう」
すべてのものを埋め終わると
手を合わせた
ﾏﾘｰ「みんなが幸せに暮らしていますように」
それ以外にも言いたいことはあったが
また止まらなくなりそうなので
また次の機会に
ﾏﾘｰ「またね」
後ろはもう振り返らない
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みき(プロフ) - ありがとうございました！ (2018年1月16日 20時) (
レス) id: 46c09611b4 (このIDを非表示/違反報告)
紅苺(プロフ) - カゲプロはよく知らないので話に関してのアドバイスは出来ませんが、ご了承ください。そうですね、別の作品でも言った通り、表示は直した方が良いかと。そしたら、もう少し表現を増やしてみては如何でしょうか？ これからも頑張ってください。 (2018年1月15日 22時) (レス) id: b64ce74074 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - あぁぁぁぁぁすごい嬉しいですありがとうございますうううう (2018年1月9日 19時) (レス) id: 46c09611b4 (このIDを非表示/違反報告)
ソルト＝塩(プロフ) - 面白いです!!お星さまの一番右側おポチッとな(*・・)σ (2018年1月9日 14時) (レス) id: f35e671262 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - あ！まじっすかありがとうございます！うれしいです.(*´ω`*). (2018年1月6日 17時) (レス) id: 46c09611b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みき | 作成日時：2018年1月5日 20時
