かわいい僕のお人形さん ＊blue

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心地よい太陽の光があたる。
うとうとしてしまう午後２時。





(ちょっとだけ寝ちゃおうかな。)






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『ねぇ、章ちゃん私子供が欲しい』





婚姻届も出して結婚式もあげたというのに今だにピ、ルを飲まされたりゴムをつけてからの行為。







やっぱり私も女だから自分の子供が欲しい。







そう思っていったのだけど…





『はぁ…？何言うてるん？』





すごくすごく低い声。







聞いたことない声に少しビクッとなってしまう。






『Aは僕だけじゃ満足できんの？僕だけじゃなんか不満あるん？？』





少しずつ少しずつ詰め寄ってくる章ちゃん。






『なぁ、聞いてるんやけど。』






『ふっ、不満じゃない…よ』







『ならええやん。僕はずっとAと二人だけで過ごしていきたいねん。邪魔なもんはいらん。』






頭を撫でられてすごく背中がゾクゾクした。






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「…っん、あぁ夢か」






いつのまにかかなり眠ってたみたい。







あーぁ、嫌な夢見ちゃったな。
あの頃から違和感感じてたな。








今日も一人ぼっちのこの部屋であなたの帰りを待つお利口なお人形でいるね。

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