真剣に【ハニー様リクエスト】 ページ3
「Aさぁ〜ん！構って下さいよ〜」
あぁ、またコイツか。
旧多は私の首に腕を回して、体を密着させてきた。……鬱陶しい
『……旧多、アンタさぁ…仕事中に他人の邪魔して楽しい!?』
「楽しいですよ？だって、Aさんが可愛いですもん。」
どうせ他の女にも同じ様なこと言ってるんだろう。
『あーそう。私は思っても無いこと言う男は嫌いなの。離れてくれない？』
その時、旧多の雰囲気が変わったのが分かった。
「……は？」
(ｶﾞﾀｯ)
視界、反転。
旧多に、机に押し付けられている。
気がついた。オフィスには二人きりだ。
『!!？なっ、旧多!?何を……』
何時ものヘラヘラした雰囲気は消えている。
その真剣な眼差しに、ドキリと心臓が跳ねた。
「僕、貴女に嘘で可愛いとか綺麗とか言ったこと無いんですけど？」
『嘘だ』
「この顔が嘘吐いてる顔に見えます？」
悔しいことに、見えなかった。
私は黙って首を横に振った。
「今まで全部嘘に聞こえてたんですね……じゃあ、今までの分、真剣に言ってあげます。」
『は!?ちょっ、まっ……』
旧多は耳元で囁いた。
「Aさん…マジで可愛い。本当好き。顔も声も仕草も強さも性格もぜーんぶ…
…大好きですよ」
……こんなの、反則だ。旧多の低くて真剣な声が脳を溶かしていく。
顔が熱くて、心臓も煩い……!
『〜〜ｯ!!/////……も、やめて……///// 』
「可愛い反応してくれますね」
(ﾁｭｯ)
触れるだけのキスが降ってくる。
『〜〜ｯｯ!?////……ふ、るた…ズルい////そっちばっか余裕で……////』
私が言うと、旧多は少し顔を紅くして言った。
「余裕なんてないですよ？………それ位、Aさんのこと本気で好きなんで。……いつか絶対僕のこと好きにさせてあげるんで、覚悟しといて下さい。」
……きっと私はすぐに、旧多に堕ちてしまうのだろう。
もう、沈み始めているのだから。
△▼△▼△▼△▼△▼△▼
デレデレとはなんぞや……
ハニー様、リクエストありがとうございました！
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えぬ=)(プロフ) - ハニーさん» いえいえ！いつも読んでいただきありがとうございます!! (2018年12月24日 2時) (
レス) id: ae2a3cb03d (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 忙しいのに書いてくださりありがとうございます(*≧∀≦*) (2018年11月24日 9時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
えぬ=)(プロフ) - ハニーさん» ありがとうございます！遅くなってすいませんでした。あんな感じでよろしいでしょうか？(すごい駄作です。すいません。) (2018年11月19日 0時) (レス) id: ae2a3cb03d (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - リクエストいいですか？遅くなっても構いません!幼少期のにむにむとそのお世話役?みたいな感じの夢主をお願いします! (2018年8月19日 15時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
えぬ=)(プロフ) - ハニーさん» いえいえ！そんな……ありがとうございます(*^^*) (2018年8月19日 12時) (レス) id: 7caad0d682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えぬ=) | 作成日時：2018年8月16日 2時
