「貴女が噂のモテ柱ね！」『いや違えよ』

合同任務会議 ページ6

『………まじでうるさかった』

冨岡「……だな」





今は少し日が暮れて夕方。

柱のやつらは帰った(強制)。





胡蝶「大体なんですかあの花柱さん」

『……猫柱じゃなかったっけ』

胡蝶「花柱ですよカナヲと同じ花の呼吸を使うんですよあーもう」

『…大丈夫？』

胡蝶「………それで、今日の合同任務ですが」





切り替えプロすぎてこわい。





冨岡「………」

胡蝶「冨岡さん？話したいことがあるのでは？」

冨岡「…すまない」

『………』

冨岡「……あの場から逃れようと」

『いやまあわかんなくもないわ』

胡蝶「…」

『……那田蜘蛛山といったか』

冨岡「…そうだ」

胡蝶「今晩、鬼殺隊隊員を送り込むようですね」

『…合同任務ということは、下弦以上か』

冨岡「…」

胡蝶「…」

『太陽が沈みきった頃にまたここへ来てくれ』

胡蝶「はい、了解ですっ」

冨岡「…俺はここにいる」

『わかった。まあとにかく、あたしは信者に情報を聞いてまわる』

冨岡「…」

胡蝶「それではまた後で、ですね」

『ああ』





あたしは仮面と真っ白の羽織を持って外へ出た。

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