４４話 ページ45
kn視点
俺の隣を歩くのはAさん。
普通なら後輩やし呼び捨ての方がええんやけどなんか恐れ多い、大人の様な雰囲気に呑み込まれそうで敬語で話してしまいそう
それにしてもほんまに女なんか？
歩く度にサラサラと揺れる髪から甘い香りする、甘い物は苦手だかなんだろうかこの心地よさは
kn「(いい匂いやな)」
割と変態じみている発言だと自覚しているが、彼女から香る匂いはほんまにいい匂いなんやって
なぁ？ゾム
zm「(それな)」
目配せで視線を送ると、親指をグッと突き出し真顔状態でAさんを後ろから抱きしめながら鼻をつむじに埋めている
そんなんやったけお前
『あのゾム』
zm「ん〜？なんや？」
真顔だった顔がAさんに話しかけられたことでふにゃりと崩れ、頬を赤く染めて耳元に唇を寄せ言葉を発したゾム
kn「(近すぎとちゃうか？)」
離れて欲しいのか羨ましいのか……
自身では感じたことない感情にモヤモヤするがそのまま前を歩いた
『歩きづらくない？』
zm「全然大丈夫やで〜」
いつもなら悪意の篭った「イヒヒ」と笑うはずのゾムが「ンフフ」とデレように笑いトントンも驚く
……こいつ誰や！？
kn「トントン…ゾムか？」
tn「受け止めろこれが現実や」
後ろを歩いていたトントンの横に並び、なるべく声を小さくして話す、前ではゾムとAさんが仲良く話しているから聞こえていないだろう
そうか
人って変わるもんやな(白目)
・
後ろにいたトントンの横に並んでいたため、
後ろから彼女の姿が見える
それで気づいた事といえば
『っ』
kn「……」
先程からAさんの歩き方が不自然だった、
初めはゾムがくっついているから歩きづらいのはAさんの方かと思っていたのだが違うらしい
視線に映る靴下から覗いた包帯
kn「(なるほどな)」
ゾムが抱きついているせいで足に負担が言ってるのか初めに比べヨタヨタと歩いていた、道理でこんなにスピードが遅いのか
この巻き方としてグルッペンやろうな
まぁ丁度ええんちゃうか？
『っえ！？』
zm「シッマ？」
Aさんの腕を引っ張り俵のように担ぐ、
kn「(ほっそ)」
白い肌は俺の少し焼けた肌とは違く、
年中長袖のグルッペンよりも白いんとちゃうか
『あのこの体制は……』
本当はお姫様抱っこだったけか？
その方がいいと思うがあれはアカン
ダイレクトに胸があたる
うんアカンな
・
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honoka(プロフ) - Sugarさん» ありがとうございました！早速見に行きます！ (2019年6月2日 15時) (
レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - honokaさん» できました〜(*‘ω‘ *)私の作品のイラスト置き場。の所に投下したので見ていただけると幸いです〜(*^-^*) (2019年6月2日 14時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - honokaさん» あまり上手いとは言い切れませんが頑張ります！ (2019年5月27日 17時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
honoka(プロフ) - Sugarさん» え、いいんですか！？全然OKです！ (2019年5月27日 15時) (レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - あの...夢主ちゃんって描かせて頂いても？ (2019年5月27日 15時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：IH | 作成日時：2018年12月12日 1時
