なんのために俺らがいると思ってんの？〜神河流篇〜【おそ松さん】【マフィア松】

気合いだ！〜貴女side〜 ページ7

ｺﾝｺﾝ



ボス「入り給え」



貴「失礼します」



ボス「ようこそ。これからお前の漢になるものだ」



名前伏せるのかよ



まぁ、いいんだけどさ・・・



こいつ、マジきもい顔してんの！



生理的に無理〜



おそ「えぇ。今回は取引に承諾をいただきありがとうございます」



ボス「松野家ファミリーのボスじきじきにとは有り難い」



おそ「いえいえ。で、今回の取引物はこちらです」



そういってあたしは一歩出た



ボス「よろしくな」



変な笑顔見せないでください。



貴「は、はい・・・」



おそ「で、今回の額はいくらで？」



ボス「今回はお前の物が高値だろう。



このくらいでどうだ？」



おそ「ん〜安いな。もう少し上げてくれません？」



おそ松が本気で言ってないのはわかってるけど、



おそ松の仕事モードだとなんでも本音に聞こえるから不安になるな。



でも、大丈夫だ。



おそ松はしっかりあたしの隣にいてくれる。



おそ「わかりました。後日部下が伺いますのでその時に必ず現金で」



ボス「やはり現金趣味というのは本当でしたか」



なに？現金趣味？



おそ「いえ。現金が一番信用できるのでね。



では、これで失礼。A、迷惑をかけるんじゃないよ」



おそ松は言い捨てるかのように言って部屋から出て行った。



ボス「さぁ、子猫ちゃん。自分の名前を言ってごらん？」



いや。さっきおそ松が名前言ってただろ！？



しかも、手が太ももを触ってる・・・



今すぐ殺したいけどもっと熟したほうがいいって一松が言ってた。



熟すってことはよくわかんないけど、時間をかけろって言ってた。



貴「A・・・です」



ここでは苗字は伏せておこう。



もし、この人が高山を根に持っていたのならこの計画がパーになってしまう



ボス「なんとかわいい名前だ。今晩からよろしくね」



それより手を上にしてきたらぶん殴ろう！



貴「それで・・・あたしの部屋は？」



ボス「ん〜君は僕の隣だ」



貴「ほかに部屋は？」



ボス「ほかの女の部屋だ・・・不服か？」



貴「い、いえ！滅相もない！嬉しいです！」



まじかよ！なんでここだけしか空いてねーの！？



ボス「服なら部屋にあるから見てきなさい。



後、僕が呼ぶ時以外は自由にしていいから」



貴「はい」



意外と開放的！これは唯一の光じゃないか！？



貴「では、またお呼びください。失礼します」



ｶﾞﾁｬﾝ



ここで暮らすのか・・・

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