いずれ戦う者達4 ページ40
「うげぇえええ
や…やっぱりきたぁ〜!!」
「もうダメだ
絶対無理だぁ!」
最後のプログラムと聞いた途端生徒たち今度こそダメだと思った
バンッ
「「「!!?」」」
「ようこそ!!」
扉が開きズラァッと給仕たちが並んでいた
「な…?」
「こっ…
これって…!?」
「<ここまで生き残った628名の諸君に告ぐ…
宿泊研修の全課題クリアおめでとう!!
最後のプログラムとは合宿終了を祝うささやかな宴の席だ
存分に楽しんでくれ…!>」
それを聞いた生徒たちは大喜び
「<さぁ…
皆卓(テーブル)へ!
今から君らには卒業生達の料理で組んだフルコースを味わって頂く!>」
「マジで!?
あり得ねぇえ!!」
「ささやかってレベルじゃねぇぞー!」
「こんなの…
世界中で僕達だけしか食べられない!
生きててよかった…!」
「丸井が遂にいったー!!」
とうとう丸井の口から魂が出ていた
「どうぞお客様」
「ありがとう」
生徒たちは席に座り食べ始める
ハムッ
「んうう
おいひい…
え…えぅっ
あぐ…」
「泣くなよ吉野…」
各々フルコースを堪能する中Aはここに来るまでのことを思い出していた
「…?
Aちゃん
どうかした?」
『あー…
いや
ーこの学校思ったよりおもしろいかもなーって』
「え…
なぁに?
ごめん聞こえなかった…」
『いや…
こっちの話
さ食べようっ!』
こうしてフルコースを堪能するAだった
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作者名:レンサ | 作成日時:2019年2月13日 0時