続幸平の娘は地獄の合宿に行くようです【食戟のソーマ】 (ページ41)

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遠月を巡る因縁1 ページ41

｢＜学生は荷物をまとめ駐車場前に集合して下さい
部屋の鍵はフロントへ返却
各自忘れ物のないようにー＞｣

｢すごく大変だったのに…
なんだかあっという間な気がするよ…｣

『そうだねー
よしっ…
帰ろう!』

Aたちは今日ホテルを出るため荷物をまとめロビーにいた

『あっ…
四宮先輩!』

Aに声をかけられた小次郎はAたちの所に行く

｢生き残ったらしいな｣

『やー
なんとかお陰様で!』

｢フン…｣

｢その荷物…
も､もう仏へ戻るんですか?｣

既に荷物を持っている小次郎

｢ああ
いつまでも店を閉めてる訳にはいかねぇ
それに…
当面の目標が決まったからな｣

『……?』

｢『SHINO’S』をパリで一番の名店にして三ツ星を獲りにいく
プスルポールだけじゃあ物足りないなってきた所だ｣

『三ツ星…』

ピンとこないAに対して恵は驚いている

｢す…凄い!
フランスに居る日本人シェフはまだ誰も獲った事ないのに…!｣

Aと恵はワイワイと話を弾ませる

｢………
お前ら…｣

｢待てーい!!!｣

日向子に止められちっと舌打ちをする小次郎

｢抜け駆けなんてさせませんよ四宮先輩…｣

｢何の事だが分からねぇな｣

しらを切る小次郎をそよに水原はAに日向子と関守､ドナードは恵に声をかけた

｢幸平A…
イタリア料理に興味はない?｣

『え?』

｢君の才能は鮨店でこそ伸びると思う｣

｢いいえ!
恵ちゃんは私が大切に…｣

｢は…
はいぃ…!?｣

3人に言い寄られ慌てる恵

｢ふ…
まだ在学している者に声をかけるとは
よほど彼らを認めてるようだな｣

｢堂島シェフ!
こ､これは…?｣

堂島と瀬名が現れた