続幸平の娘は地獄の合宿に行くようです【食戟のソーマ】 (ページ39)

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いずれ戦う者達3 ページ39

合宿5日目 16:00

ロビーには生徒たちがぐったりとしている

｢何だろう…?
急にロビーに集合って…｣

｢しおりにも何も書いてないのよね｣

｢え…
ちょっと待ってこのパターンって…
まさか…!!
あの課題みたいな…!?｣

堂島がロビーに来てマイクを持っていた

｢＜本題に入る前に一言…
現時点で352名の生徒が脱落し残る人数は628名…
過酷な様だがこれは料理人という職の縮図だ料理人として生き残るにはありとあらゆる能力・心構えが必要となるー
未知の状況で冷静さを失わずに常に食材と対話するシェフとなれば重圧は尚のこと…
不安と逡巡に苛まれる夜を耐えぬき多様な事態に対応し立ち回っていかなければならない…
料理人として生きるということは嵐舞う荒野を一人きりで彷徨うに等しい…
究めれば究める程に足は縺れ目的は霞む気付いた時には頂に行き止まり帰り道すら失う者もあるかもしれん
だが忘れないでほしい
この遠月という場所で同じ荒野に足跡を刻む仲間と共に在ったことを
その事実こそがやがて一人征く君を励ますだろう
君らの武運を心より祈っている!＞｣

最後の言葉に勇気づけられた生徒たち

｢＜では…
この合宿の最後のプログラムを始めよう＞｣