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国木田「今日は本当に助かった。太宰が自分の仕事をしっかりやったのは初めてだからな」


ギューーーーーーーー


『いえ。私の方こそ勝手に仕事をしてしまってすみません。お役に立てたのなら何よりです』


ギューーーーーーーー


国木田「そう云えばお前は学生なんだってな。……全く…太宰もこんぐらい大人びていればよかったんだが…」


ギューーーーーーーー


『あはは……其れはちょっと無理かと…』


ギューーーーーーーー


帰る前に国木田さん(ちゃんと自己紹介してもらった)に一言声を掛けていこうと思って話し掛けたが、思ったよりも話が弾んでしまっている。





ていうか本当、同僚の方に此処まで言われる太宰さんってある意味凄いと思う。





『其れより探偵社って人数少ないんですね。太宰さんと国木田さんしか居ないように見えますが…』


ギューーーーーーーー


国木田「他の奴等は今買い出しやら任務やらに出払いに行っているからな。今日は俺と太宰が非番なんだ」


ギューーーーーーーー


『へぇー…………………其れで、一つ聞きたい事があるんてすが…』





国木田「あぁ。実は俺も先程からずっと気になっていた所だ」





『「太宰/さん何故抱きついている/んですか?!」』





そう。私が国木田さんと話し始めた時からずっと、腰の周りに太宰さんの腕が纏わりついていた。





しかも太宰さん細身に見えるのに意外と力強いし。





めちゃくちゃキツかった。





太宰「国木田くん。此の子は私が見つけた子だ」





『でも太宰さんのものではないですね』





国木田「確かにそうだな」





太宰「」←





いきなりどうしたんだろう。





口説き文句が無理なら行動に移す事にしたのかな。





何て暇な人なんだろう。可哀想に←





其れに彼は気付いているのだろうか。





私(未成年)にちょっかい掛ける事=犯罪と云う方程式が成り立つ事を。

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恋雪 - こんにちは恋雪です。最近「文スト」見始めたばかりで、まだ3季くらいまでしか知らないのですが、太宰さん推しです。作者様の表現力すごく高くて尊敬します!!これからも更新待ってます! (2023年3月17日 13時) (レス) @page16 id: dcf3f843ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヲタクJK | 作者ホームページ:non@nikoniko  
作成日時:2023年3月16日 2時

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