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太宰side
太宰「Aちゃん…」





『…? 何ですか?』





太宰「……………心中『しません』





毎日の日課になった心中の誘いも何時も通りズバッと切られ、呆れたような顔で私を見ているAちゃん。





太宰「最初に比べて随分私に遠慮がなくなったよね」





『まぁ…はい。太宰さんなら大丈夫かなって』





太宰「其れは私にある程度の信頼を置いているって考えでいいのかな?…………なぁーんて…」





だから此の冗談も何時も通り躱されると思っていた。





が、





『…………そうですね。太宰さんの事、武装探偵社の誰よりも信頼していますよ』





太宰「……………え」





『初めて会った時から優しくしてくれて。探偵社での保護を持ち掛けたのも太宰さんですし、実は結構感謝しているんですよ?』





そう言ってふわっと微笑んだAちゃんに胸が思いっ切り締め付けられた。





其れは……反則じゃあないか。





此の感情が何なのか、そんなのとっくに分かっている。





私は……私はAちゃんが好きだ。





一人の女性として、彼女を愛している。





太宰「Aちゃん…」





『何ですか太宰さん』





_____________________だから





太宰「君は私が必ず守るよ」





『っ……いきなりそう云う真面目な感じになるの辞めてください。……心臓に悪いです』





太宰「酷い…私は何時でも真面目なのに!」





『なら仕事やってください』





___________相手がどんな組織でも、私が必ず守る。守り抜いてみせる。

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恋雪 - こんにちは恋雪です。最近「文スト」見始めたばかりで、まだ3季くらいまでしか知らないのですが、太宰さん推しです。作者様の表現力すごく高くて尊敬します!!これからも更新待ってます! (2023年3月17日 13時) (レス) @page16 id: dcf3f843ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヲタクJK | 作者ホームページ:non@nikoniko  
作成日時:2023年3月16日 2時

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