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あれから一ヶ月、私は今 武装探偵社で働いている。





『国木田さん、此の資料って……』





国木田「あぁ…其処は_____」





『ナオミちゃん、お茶入れるの手伝うよ』





ナオミ「まぁ! ありがとうございます!」





『賢治くん、今から聞き込み調査なの? じゃあ此の書類やっとくよ。頑張ってね』





賢治「ありがとうございますAさん!」





太宰「Aちゃん…私と心中を『しません』





一ヶ月前、太宰さんは私に取引を持ち掛け、私を保護する代わりに武装探偵社で働いてほしいと言った。





“武装探偵社で働く…?”





“そう。あくまで書類仕事だけどね。最初に言った通り異能力を使った仕事はしなくて構わないよ”





“本当に其れだけですか?”





“あぁ”





私に都合が良すぎる取引だと思ったが、太宰さんが其れでいいと言ったから取り敢えず結んでみる事にした。





ものは試しって言うし、もしもの事があったら異能力で対応しようと思ったから。





太宰さん以外の人なら其れで何とかなると思うしね。……多分だけど。うん。

















其れで仕事が始まったのは取引をした2日後。





太宰さんが社長に取引の話をして、最初は悩んでいた社長だったが、国木田さんと賢治くんも一緒に説得してくれたらしい。





最終的に了承してくれた。





後日何で説得してくれたのかを2人に伺うと、





国木田「此の前の書類仕事、学生にしては中々だったからな。……あとはお前が居ると太宰も仕事をしてくれるし俺の理想に近付ける」





賢治「Aさんと仕事が出来るなんて嬉しいですもん!」





賢治くん可愛すぎたよね。あと国木田さんは絶対最後の方が本音。





と、まぁ何やかんやあったけど今は探偵社にだいぶ馴染んだと思うし、何なら年の近いお友達も出来た。





『あ、敦くん…丁度良かった。今ナオミちゃんと珈琲入れたんだけど飲む?』





敦「うーん……砂糖とミルクを入れてくれれば…」





『勿論だよ。……苦いの飲めないなんて、可愛いね』





敦「か、かわっ?!」





________________中島敦くん。





賢治くんと同じくらいピュアで純粋な子。





ナオミちゃんや敦くん、鏡花ちゃんや賢治くんは、密かに私の癒やしとしている。





だが…其れをよく思っていないらしい男が一人。





太宰「………」ムッスゥ





『はぁ…太宰さんも飲みますか?』





太宰「飲む」





__________太宰さんである。

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恋雪 - こんにちは恋雪です。最近「文スト」見始めたばかりで、まだ3季くらいまでしか知らないのですが、太宰さん推しです。作者様の表現力すごく高くて尊敬します!!これからも更新待ってます! (2023年3月17日 13時) (レス) @page16 id: dcf3f843ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヲタクJK | 作者ホームページ:non@nikoniko  
作成日時:2023年3月16日 2時

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