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太宰「やぁ!学校は終わったのかい?」
『……………………………は?』
……………………………………………………………いや、は?
何で私の学校前に居るんだ此の男は。
今日は此れといった生徒会の活動も無かったのでウキウキルンルンで学校を出たのに。
何なら最近発売された小説の新刊でも買いに行こうとか考えてたのに。
『えっと太宰さん…何か用でも「私と心中を」しませんよ』
太宰「うっ……君もぶれないね」
『死にたくないですし…。ていうか遮らないで下さい。私に何か用事でも?』
太宰「あぁ。………Aちゃん、私と
結局あの後死闘が繰り広げられたが、何か一つ奢ってあげると言うので私が仕方無く折れてやった。
そう、仕方無くね。
決して甘いもの食べたいとかそう云うのじゃないから。太宰さんが其処まで言うなら仕方無いじゃん?
『言っておきますけど、クレェプ食べたら帰りますからね』
太宰「あぁ分かったよ」
クレェプを売っている店を見つけ、太宰さんが買ってくるのをベンチに座ってぼーっと待つ。
………ていうか何で現れたんだろう。
私と太宰さんは数日前に偶々出会っただけの仲なのに。
つい先日もう会う事は無いと思ったのに。
…………………………………真逆…ね。
太宰「Aちゃん、買ってきたよ」
『あ、太宰さん……。丁度良かったです。今から私が聞く事に対して正直に答えて下さいね』
太宰「…? 何だい?」
『私達ってほぼ初対面みたいな感じなのに何で逢引に誘ってきたのか考えていたんです』
太宰「………」
拳をギュッと握り、恐る恐る口を開く。
『もしかして…………………私の力を目当てに近付いているんですか?』
太宰「……………………………………………………え?」
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恋雪 - こんにちは恋雪です。最近「文スト」見始めたばかりで、まだ3季くらいまでしか知らないのですが、太宰さん推しです。作者様の表現力すごく高くて尊敬します!!これからも更新待ってます! (2023年3月17日 13時) (レス) @page16 id: dcf3f843ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヲタクJK | 作者ホームページ:non@nikoniko
作成日時:2023年3月16日 2時