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○5 ページ5

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学校を終えて、今日も病院へ。





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大毅に早く会いたいって気持ちから、足も自然と速まる。






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病院に入って、早歩き。





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けど私は、途中で足を止めた。






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「ベリーちゃん」





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そんな、甘い声が聞こえたから。







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振り向けば、ニコニコと上機嫌なのんちゃん。





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「今日も会えたなぁ」






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ふわふわと話すのんちゃんは、見た目は大人っぽいけど、どこか可愛い部分があるんだ。






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「用事すんだら中庭きてや」






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吸い込まれそうな瞳は、まるで否定を許さないような瞳で、


私はその言葉に、コクリと頷いた。






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そして、のんちゃんと一旦別れて大毅の部屋へ。





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病室のドアを開けると、ゲーム機で遊ぶ大毅。





「よ!A!」





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本当に怪我人か?って呆れるけど、こんな時間もわりと好きだったり。





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「よ。調子はどう?」




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「もうちょいで退院できるらしいで!」





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目の下を窪ませて笑う大毅に、今日1日の疲労が吹っ飛んだ気がした。






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大毅の笑顔って、すごいんだね。






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私は結局、大毅がいないとダメみたい。








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作者名:えぇふぇす | 作成日時:2018年2月15日 23時

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