呪術高専でカフェをはじめました【第三章】

癒しの時間【101】 ページ21

《男達side》


※モニタリング中



画面に映し出されていた

Aの一連の動きや艶めかしい姿を

ばっちり見ていた男達…

その顔は紅く染まっていた

部屋にはただただ静寂が流れている




虎杖『うっわぁ…すっげえいやらしかったな

俺、明日からどんな顔してAさんに会えば…』



伏黒『あんなん反則だ…くそっ

やっぱりあの時喰っておけば…』←小声




狗巻『……』←興奮し過ぎて気絶した




パンダ『棘！棘〜っ！』




夏油『はぁ…熱いな

ますます彼女が欲しくなってしまったよ

あの魅惑的な身体を私の手で…』




五条『あ？

寝言は寝て言え

あの馬鹿女…後で覚えておけよ』




七海『Aさん…』



それぞれAの魅力に浸っていると

ドアが開く音が聞こえた

全員が振り向くとそこには伊知地の姿が…



伊知地『此処にいましたか！

五条さんっ、貴方のせいで私は！！』



五条『うるさいよ伊知地

此処にきたって事は仕事を終わらせたか』



伊知地『終わらせましたよ！

何故毎度毎度私がこんな目に…

貴方に脅され仕方なく情報を提供したのに

結局大量書類をっ』



五条『それはお前がこの事を僕に黙ってた罰だ

まぁ、いいじゃないの〜』



伊知地『良くありませんよっ

て…えええぇえぇ？！？！』



伊知地は叫び出し何かを見て

顔を真っ赤にしている



五条『あ…』



そう伊知地が見たのはテレビに映っている

下着姿のAだ…



伊知地『え、あっ、そんっ…な…』



虎杖『伊知地さああああんっ』




衝撃的な映像見て興奮し過ぎた伊知地は

鼻血を流しその場に倒れた

息をしていない…



パンダ『大変だっ

よし、人工呼吸！！』



パンダは伊知地を蘇生させようと必死になる



パンダ『ひっひっふー！』



伏黒『馬鹿！それは出産だろっ』



ﾊﾞｼｯとパンダの頭を叩く伏黒…



虎杖『じゃあ伏黒お前がやれよ』



伏黒『いやだ！』



パンダ『照れるなよ〜』



狗巻『しゃけ！』



伏黒『照れてねぇよっ』



倒れた伊知地を前にして大騒ぎする男達…



夏油『さて、どう彼女を奪ってしまおうか』


五条『A…お前は本当にどこまで…』



何かを企む男達…



七海『Aさん…私は貴女を愛しています』



囁やかに愛を呟く男…



空間は混沌としているが

男達は再びテレビに視線を移すと

Aの魅力的な姿を見てうっとりとし始めた…

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