第六話 ページ8
「…とこんな感じか、どうだ？」
『頭パンクしそうです……』
ええと、まとめると
・ここは妖魔界と言って、私たちの世界でいう妖怪たちが住む世界らしい
・妖鬼学園は人間との交流を目的に央賀高校と交換留学をしている、毎年抽選で人が決められる。人数も抽選らしい。
・昔は人食いという文化があった、今はない
・人間は妖怪の存在を知らないけど妖怪は人間の存在を知っている
・私以外にも人間が通ってる
・基本友好的な妖怪が多いらしい
こんな感じかな
「人食いの文化はもうないが、人間を狙う輩もいるからな気をつけろよ」
どう気をつけろと……
『肝に銘じておきます……』
「あと制服はコレな」
兄さん先生に渡された紙袋の中にセーラー服が入ってた。え、可愛い……思いの外可愛い
「ウチは校則とかあんま気にしないで良いからな、バイトは駄目だけど」
あ、バイト駄目なんだ。
「スマホとかトランプとか娯楽は持ち込み可だし、スカートとか服装も特に指定はない」
『結構自由ですね』
「人間界に比べりゃ自由なんだろうな、普通だと思うぞ」
『そう言うもんですかねぇ…あ、そう言えば兄さん先生は』
「兄さんでいい」
『…兄さんは何の妖怪なんですか？』
茶色の髪から見える藤色の目が此方を向く。
あ、綺麗
目の前に立っていた兄さんが私をベッドに押し倒す。
『えｯ………』
私の髪を一房掬い撫でる、その姿は妖艶で見惚れていると上品にくすりと笑う。
「また今度教えてやる」
そう言って部屋から去っていった。
直後、火がついたみたいに顔が火照って熱くなった。
絶対揶揄われたｯ……
訴えたら勝てる……なんて考えながらぱたぱたと自分の顔を仰いだ。熱は冷めない
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リトマス試験紙 - 最高に面白いです。頑張ってください！！！ (12月29日 5時) (
レス) id: 597af49ddb (このIDを非表示/違反報告)
汝(プロフ) - あっあああ!!めっちゃ好きです,,,♡ (9月6日 20時) (レス) id: fe2c1e07b2 (このIDを非表示/違反報告)
霙(プロフ) - もこさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです、励みになります。ゆっくりの更新にはなりますが次のお話も楽しんでいただけたらなと思います！ (8月5日 23時) (レス) id: c3d88da4d8 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 私逆ハー大好物なので嬉しいです！この小説に出てくる実況者様達全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (8月4日 21時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
霙(プロフ) - にゃーちゃんさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけてとても嬉しいです！徐々に色んな方を出して行きたいと思っていますので気長にお待ちくださいませ！ (7月14日 22時) (レス) id: c3d88da4d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霙 | 作成日時：2023年1月22日 23時
