まさかのタイミング ページ15
Noside
サンズが家の外に出ると、ちょうどというべきかなんというか、インクがキョロキョロとして、何かを探していた。
サンズ「インク、何してんだ？」
サンズが話しかけると、インクは大袈裟に肩をビクつかせ、視線を彼に向けた。
インク「あ、オリジナル！あのね、さっき話した…あー…」
…こいつ、忘れてやがる。と、サンズは若干呆れる。しかし、話の検討はついている。おそらく、ニンゲン…Aのことだろう。
サンズ「…Aなら、ここにいるぜ。あいつがどうかしたのか？」
内心、彼はAが極悪なニンゲンであることに期待していた。…そうでもないと、自分は無実の奴を傷つけた事になってしまうから。
話の内容を思い出したらしい、インクはパッと明るい顔になり、意気揚々と本題を説明し始めた。
インクside
大体20分くらい前。僕はナイトメアがニンゲンを引き取った理由を聞きに、闇AUのアジトに行った。
ロクな理由じゃないんだろうなとは思いつつ、幻覚と話していたマーダーにナイトメアを呼んでもらって(思い切り殴られた。)、真偽を確かめるためにドリームも呼んで、僕らは二人で、ナイトメアの話を聞いた。
ナイトメア「Aか？…あいつは、本家の地上で親から虐げられていたところをたまたま見つけてな。ネガティブの質が良かったんで気に入って連れ帰った。…まあ、すっかり絆されちまって、あいつならポジティブでも大丈夫になっちまったが。…突然どうしたんだお前ら？Aを殺しに来たなら、今はいないし絶対にさせないぞ？それに、あいつはいいやつだ。…俺たちとは違ってな。」
…これがホントだとしたら、酷いこと言っちゃったな。そんなことを思いながらちらりとドリームをみると、なぜか感極まっていた。
ドリーム「兄弟が…ついに恋を…！相当いい子なんだね、Aちゃんって子…！」
ナイトメア「ハッ倒すぞポジティブ野郎。」
どうやら、ナイトメアの言葉に嘘はないらしい。僕はナイトメアにお礼を言って、本家に向かった。
Noside
なるほど、とサンズは理解した。
必死にエラーが彼女を庇った理由も、あのステータスの理由も。それと同時に、大きく罪悪感が膨れ上がる。
サンズ「あー…オイラ、もうあいつに酷いこと言っちまった。…謝ってくる。インクも一緒にどうだ？」
インク「うん、僕も謝ろっかな。…じゃないと、エラーにボコられそう。」
そう言って、二人はサンズの家に向かう。…しかし。
家の中には、もう誰もいなかった。
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ユンユン(プロフ) - Happyさん» いやぁ調べてたら沼ったので…wまだ(1）なので、続きももちろんありますよ！ (4月2日 22時) (
レス) id: 65ccdbaca5 (このIDを非表示/違反報告)
Happy - なんだこの神コラボは…やっと念願のアラスターとサンズ個体の絡みが見れた✨ (4月2日 22時) (レス) @page22 id: 619523bf95 (このIDを非表示/違反報告)
ユンユン(プロフ) - Happyさん» …wまあ確かに、この骨達ショートカット使えますからね…wしかも全員骨だから絵面的には全員不審者っていう… (3月19日 18時) (レス) id: 65ccdbaca5 (このIDを非表示/違反報告)
Happy - キラー…セキュリティを強化しても、入って来るものは入って来るんだよ☆ (3月19日 17時) (レス) @page19 id: 619523bf95 (このIDを非表示/違反報告)
ユンユン(プロフ) - Happyさん» ありがとうございます！！書くの楽しくて…！受験は無事に終わったので、更新頻度頑張って上げていきます！ (3月17日 15時) (レス) id: 65ccdbaca5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユンユン | 作成日時：2023年8月28日 17時
