明日は、強くなれ。

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今朝、メイクしてたら突然小山が来て
「のど飴ちょうだい！」って言われたから渡した。


小山、のどの調子悪いのかな？って思ったら
そのままシゲに渡したから
あ、シゲのどの調子良くないんだなあって。



その時からちょっと気にして見てたけど、
1部はなんとか無事に終わって楽屋に戻った。





でも、



「シゲ、大丈夫？」

「ﾊｧ...ﾊｧ... うん、大丈夫... ごめん...」



汗はすごいし息も切れてるし、
公演後はいつも1番ヘトヘトになってる俺より
しんどそうなのが一目瞭然。


まだ2部もあるのに...



「大丈夫じゃないでしょ、辛そうだよ」

そう言って、手越が座ってるソファに近づく。


「手越、ごめん。そこ代わって」

「え、うん。いいけど」


ん？って感じでどいてくれた手越のところに
シゲを連れて行って座らせる。



「まだもう1部あるから、とりあえず休んで」

「うん... ありがと... ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、」

「ほら、咳出てきたじゃん」


「なに？シゲしんどいの？大丈夫？」

って手越も心配そうに覗いてくる。



「とりあえず落ち着いたらシャワー浴びる？
汗かいたままでも風邪引くし」

そう言ってシゲが落ち着くのを待った。



「ありがと。だいぶ楽になった、」

しばらくしてシゲが落ち着いてきたから
そのままシャワールームに連れて行った。



小山も手越も心配そうに見てたけど、
あの2人無駄に過保護だからね。


ちょっと距離あるぐらいに看病するのが
ちょうどいいかなって。




そんな俺も結構過保護になってるかもしれない。

だって、シゲが辛そうなの珍しいから。




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