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それは雨の降る日。
学校の帰りだった

憂鬱な気分で、カッパを着る。
蒸し暑さを我慢して、自転車を漕いだ


スカートは濡れて、顔もびしょ濡れ
カッパのフードは意味を成さない。

漕ぎまくって十数分
信号を渡ったら



世界はごく自然と、僕を異界へと放り込んでいた。

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作者名:マザブラコンプ | 作成日時:2017年9月5日 18時

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