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08* 重圧 ツナside ページ10
「なんで…、なんで愛華ちゃんがいるんだよ!!」
「ああ、お帰り。ツナ?」
「早かったな。」
「リボーン、どういうことだよ!!」
「おれの旧友だ。」
「お邪魔させてもらってます♪」
不意に力が抜けて膝から崩れ落ちた。
心臓がバクバクいって冷や汗が止まらない。
「恐怖することはいいことよ。でも、私は居ない方がいいようね。
また会いましょう?リボーン、ツナ。Ciao.」
「ああ、またな。」
半分くらい会話が耳に入らなかった。息がしづらい。
最後に"ツナ"と呼ばれ、愛華ちゃんが窓から出て行くのが見えた。
愛華ちゃんが部屋を出てから一気に楽になった。
「話は少し聞いたぞ、ツナ。今回は自分で考えろ。」
震えが止まらなくて声が出なかった。
俯いているおれを一蹴りして部屋を出て行った。
(愛華ちゃんは香住ちゃんを虐めた悪い人だ。)
(香住ちゃんはおれが守る。)
超直感が何かを訴えかけているようだったけれど
無視して深く深呼吸をした。
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作成日時:2012年8月5日 23時