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42* 無人 ページ44
ハンガーにかけてからPCの前へ座る。
静かな部屋にカタカタという音だけが響いた。
「こんなもの…かしら?」
小型カメラからの動画をまとめ、ちょうどいいサイズにする。
大きいビデオカメラに取り込んだ。
電源の落とし、皆がいる場所へ向かう。
「A、ボスがお腹すいたらしいから食べに行くよ。」
「うん、ありがとう。」
マーモンはなんて可愛いんだろうか…
抱きしめたいが、急にするとお金を請求されるのでやめておく。
食事中の煩さに呆れて、シャワーをマーモンと一緒に浴びて、
ボスがベッドで寝たから冷たい床で寝て…目がさめれば夕方。
現在、18時。あと、4時間…。
もう一度シャワーをして隊服に袖を通す。
ビデオカメラとロープを隊服のポケットに入れて準備完了。
リビングへ行ったが誰もいなかった。まあ、いつもそんなもの。
ソファに腰をかけ、リングを眺める。
ネックレス式にするためのチェーンを外して指に収めた。
(なんか…不格好。)
綺麗にリングを磨いてまた寝はじめた。
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作成日時:2012年8月5日 23時