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22* 不安 ツナside ページ24
「あのねぇ、はなしがあるんだぁ!」
この言葉に、嫌な予感がした。
異常なほどの不安が襲ってくる。
「なんだ?」「なんでも聞くのな!」
獄寺君と山本とが話を聞く。
"聞いちゃだめだ!!" そう伝えたいけれど上手く声が出ない。
「あのねぇ、香住の家、じつはぁ…マフィアなんだあ!」
「なっ!」「なんだ?香住もマフィアごっこか?」
あからさまに驚く獄寺君と天然全開の山本。
1滴、額から変な汗が伝う。
「ボンゴレに憧れてぇ、今は同盟申請中なのぉ!
それで、指輪が届いたんだけどぉ…これって」
屋上で愛華ちゃん…いや、真宮さんと話した時と同じような感覚。
足が思うように動かない。
最近のおれはおかしい。なにか、大事なことに気づいていない。
「ボンゴレリングだよねぇ?」
その言葉だけが頭の中で繰り返される。
どうして、香住ちゃんにリングが?
この不安は香住ちゃんをまきこんではいけないから。
そう、自分に言い聞かせて落ち着きを取り戻そうとした。
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作成日時:2012年8月5日 23時