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10* 校門 ページ12

朝、いつもより早めに起きて作戦の練り直し。

気付けば通学時間でごみ箱になっているであろう靴箱を予想し、
鞄と上履きを持って家を出た。

校門に入った瞬間トンファーが飛んできた。
勿論無駄なくよける。

「ワオ。僕のトンファー避けるなんてただの転校生じゃなかったんだね。」

「…。」

「君、黒崎香住を虐めてるんだってね。風紀を乱すなら咬み殺す!!」

2本目のトンファーが飛んできた。
今度は避けずに手で止める。
1本目の壁にめり込んだトンファーも抜いてクスクスと笑った。

「今はまだ、君の名誉を潰すような可哀想なことはしないわ。」

手渡しで返し、殺気を残して靴箱へと向かった。

残された近くにいた人と風紀委員長が顔を青くして
立ち尽くしていた。

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設定タグ:嫌われ , リボーン , ヴァリアー   
作品ジャンル:アニメ
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作成日時:2012年8月5日 23時

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