studying＊ライバル? ページ34
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テストもやっとこさ一段落し､私達は久しぶりにゆっくりと休み時間を過ごしていた｡
｢___クリスマス?｣
｢あぁ､行きたいとこ決まってんのか?｣
｢あ､いや､特には...そんな特別な日に行けると思ってなくて｣
｢まぁご褒美だからな｣
｢とか言ってアンタが行きたいだけなんじゃないの?｣
｢うっせー黙ってろサイコストーカー｣
｢ストーカーじゃなく愛好家と呼んでちょうだい!!｣
｢そういう問題!?｣
ご褒美のデートについて話していると､何やら廊下が騒がしくなった｡
ふとそちらを見ると金髪の美少女がこちらを向いて歩いてきた｡
｢...ん?こっちに来てる？｣
｢摂津万里､あなたで合ってるかしら?｣
｢あ?誰だお前｣
｢まさか私のことを知らないだなんて!冗談よね...?｣
な ん か キ ャ ラ 濃 い 人 き た ... !!
私と万里くんが首をかしげていると､咲ちゃんが深刻そうな顔をした｡
｢まずいな...｣
｢どしたの咲ちゃん｣
｢単刀直入に言うわ｡摂津万里､私と結婚しなさい｣
｢｢えええええ!!?｣｣
｢あ?嫌に決まってんだろ｡つかお前誰だよ｡質問に答えろボゲ｣
この美人さん誰ですか万里くん一体何したんですかていうか断り方私の勉強の時と同じじゃないですか!!?←ノンブレス
あーもう急展開すぎる件について｡
｢この子は篠宮洋蘭(ｼﾉﾐﾔﾖｳﾗﾝ)｡
才色兼備､眉目秀麗で学校では有名だよ｡テストでは常にトップで体育もAに次いで2位､親が政治家で金持ちだしモテるからファンクラブもあるらしいよ｣
｢今回のテスト俺トップだったんだけど｣
｢そう!それよ!私は初めて私の上に行った男性と結婚すると決めていたのよ!!喜びなさい?｣
｢自己中かよ｣
世界の中心にいる人ってこういう人の事なんだね､察したよ｡
モブの私には遠い世界の人間なんですね､分かります｡
｢嫌がる理由がないと思うのだけど､それならデートをしましょう｡もうすぐクリスマスだしその日でいいかしら?そこで惚れさせてあげるわ｣
｢いやその日Aとデートだし､そもそも行くとか言ってねぇよ｣
｢...A?誰なのそれは｣
あ､これやばいヤツだ｡見つかったらボコられる的な｡
脳内の警鐘を聞き､こっそりその場を後にしようとする｡
｢ちょっとそこの貴方､貴方がもしかしてAさん?｣
｢へっ...そそそれって私ですか?｣
｢ええ､そこのこそ泥のような格好のお嬢さん?｣
鈴藤A18歳､修羅場に巻き込まれるかもです｡
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鏡花(プロフ) - 舞香さん» コメントありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです♪(*´∀｀)もっと面白い小説が書けるよう頑張ります! (2017年6月22日 7時) (
レス) id: f86b7d9880 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - この作品とても好きです！更新頑張って下さい！ (2017年6月21日 23時) (レス) id: b5d8d38cda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡花 | 作成日時：2017年5月23日 22時
