七夕のメロディ【合作】 (ページ20)

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☆パートナー登場…18 ページ20

ひなたside

わたしは自分のやっていることは間違ってないと思うのぉ。

わたしをイジメた友達に＿＿人間に復讐をする。

まあ、さすがに人間全員に復讐は難しいものぉ。

だから、人間を代表して、不思議なチカラを持っているあなた達に復讐をするわぁ。

「ひなた先輩…。辛かったんですよね。わたしもわかりますっ！わたしだって、イジメられたこと、あるから…。」

ふぅん？あなた達の言ってるイジメと、わたしの言ってるイジメ。

違うんじゃないのぉ？

たしかに辛くて苦しかった。

でも、あなた達が思っている以上にわたしは大変な思いをしたのぉ。

人間でいることを諦めたくらいね。

☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪
深流side

わたしもイジメられたことがあるっ。でも、ひなた先輩は、想像以上にひどいイジメだったんだ。

〈もう、この話はやめましょぉ？〉

「「なんでっ？」」

〈しつこいわねぇ。わたしはもう、話したくないのよぉ。〉

昔に戻りたくない。

そんな気持ちが伝わってくる。

わたしはイジメられても、親友の美紅が助けてくれた。

でも…、先輩はだれも助けてくれなかったんだ。

ならっ。

わたしが助けたい…。

そう思った。

ギシギシッ。バタンッ！！

扉が開いた。

〈あれれぇ？不思議なチカラでこの部屋、隠しといたんだけどなぁ。見つかっちゃったかぁ〉

なんとっ！そこにいたのは＿_

「優斗！/湊！」

そうっ！優斗と湊くんだったの！！

わたしと琴音ちゃんは、パートナーのいるところに向かって走り出す。

いや。走り出そうとした。

でも、動かない。

〈ごめんねぇ？鎖つけちゃったぁ♪それに…、
外に出ようとすると、頭、痛くなっちゃうって言ったよねぇ？〉

うぅっ。

頭が、痛いっ

隣を見ると、琴音ちゃんも頭を抱えてる。

「「おいっ！」」

パートナーの、優斗と湊くんの声がした。

〈そうねぇ。う～ん…。男子達、来ちゃったし、ちょっと姫達に意地悪しちゃおっ♪〉

「意地悪って…。何する気だ！！」

優斗の声がする。

〈そりゃあもちろん、決まってるよぉ♪
姫達に眠っててもらうのぉ。
それじゃ、おやすみぃ〉

寝る…っていうか、気絶させるの！？

もう、気絶したくないっ

でも…。

わたしの目の前は、真っ暗になった…

☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪

ちなみにですけど、私はいじめられたことです！

私の学校でいじめ起きたことないかも。

由菜でしたっ♪

次まれちゃんに任せた！