第3話 ページ3
そして、次の日の夜。
ノーマンと私が出荷された。
エマとレイは深刻な顔をしていたが、私がこう言ってからは少しましになった。
「私は生きる。確証なんてないけれどね。だから2人も生きてね。」
「待ってて、エマ、レイ。」
そこで外に出た。
歩くママについていく。
違和感がする。
そうだ、鬼が居ない。
普通なら鬼は居る。
そうなると、やはり____
ノーマンと顔を見合わせた。
予想からすると、2人は別々の所に行く。
脱獄させないためにね。
だけど今すぐ死なせはしない。
何故かって?もっと歳をとらせた方が鬼にとって有益だからだよ。
美味しい食用児になるからね。
そして私はそこで___脱獄する。
そしてエマたちと会う。
絶対に死になんかしない。
最後に笑うのは、食用児だ。
ノーマンと私は別々の部屋に入れられた。
数分後、いかにも鬼の味方だろう、奴__ピーター・ラートリーが来た。
「こんばんは、シェリー。」
作り笑いの笑顔でそういう。
そいつの目を見る。
あぁ、なるほど。
こいつは一番旨い食べ方__憎しみ・敵意を持たせながら死なせ、鬼に食べさせるつもりだ。
よし、その考え___乗ってやろうじゃないか。
奴が何か言うところを遮る。
「良いですよ、__早く連れてってください。」
驚きで目が見開いてる。
笑うね。
なんとしてでも逃げ切ってやるよ、こい。
___鬼共め。
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ゆう@ULOG活動休止(プロフ) - 紫薫さん» ありがとうございます、更新楽しみにしててください! (2020年3月29日 11時) (レス) id: 2839525ca6 (このIDを非表示/違反報告)
紫薫(プロフ) - 面白いです!!更新楽しみにしときます! (2020年3月28日 23時) (レス) id: 3fb6362822 (このIDを非表示/違反報告)
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