【歌い手】すみません。それ兄です…。

＊３７ ページ39

A「ただいまぁ〜…。」



翔太「おかえりA〜♪」



A「まだいたんですか…。」



翔太「うん！ 浦島坂田船は帰っちゃったけどね。A待ってたの！」



A「なんと…。目の前に女神が見える…。」



翔太「女神……。」



俺男なんだけど…。っていう言葉が聞こえたのはきっと気のせい。



あのクソぶりっ子野郎()の後に翔太さん見たらマジで女神だよ。



彼方「あ、おかえり時間大丈夫遅刻するよバイバイ」



そういって部屋に戻っていった兄ちゃん。



は、早口言葉だ……。



て、時間ヤバイってどゆこちゃ！



チラッと時計に目をやる。



7:14



え、



見間違えかな…？



眼科行こうかな……。



目を擦ってもう一度見てみる。



え、のんびり準備出来ないじゃん！！



私自慢じゃないけど準備出来てないし制服着るのめちゃ遅いんだよ？！



よし、遅刻していくか。←



もう手遅れだ。←←←



ニ十分には出ないと駄目なんだよおおおおおおおお！！！



・



・



・



プリン食べよ。



それから考えよ。

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