守るべき人。 ページ20
僕はこの世界に入るにあたって、様々な経験をしてきた。
他の子よりも勉強ができるということで、飛び級で大学に入ったこともあるし、その教授を殴り殺したこともある、それにより裁判に出されたことだって…
今振り返ると僕は普通では有り得ないような経験ばかりしている。
今だって、16歳にも関わらず人を殺すような仕事をしているんだ。異質にも程がある。
でもそれはジョルノやナランチャも一緒だ。その中でも彼女、A•アナナスは組織からの監視下に置かれている僕らとはまた違った存在だ。
僕が彼女との出会ったのは、ブチャラティの任務に同行した時、とある路地裏でだ。
その時はあまりにも危機的な状況であったんだ。
「早く、こっちへ来るんだ!!」
僕がその路地裏に到着した時、彼女は男達に追われていた。
奥にはブチャラティもいて、他の男達を取り押さえるためかスタンドを出しているのが見えた。
僕もスタンドを出して戦ってもよかったのだが、日が沈みかけているこの時間帯でパープルヘイズのウイルスをばら撒くのは危険だと判断した。
僕は彼女を安全な場所に避難させようと、彼女の元に駆けつけ、その手を引いて走った。
彼女は僕が手を引いても臆すること無く、ただひたすらに走ってくれた。それほど必死に背後からの脅威に対して逃げようとしていたんだ。
路地裏を抜け、やっとその脅威から脱出出来た頃には、彼女は酷く息を切らしていて、辛い思いをさせていたことを改めて知った…そして、僕は慌てて謝った。
フ「すいません、女性の貴方にこんなにも長い距離を僕は無理矢理走らせてしまった…」
『いや…謝らなくて大丈夫…私を助けてくれてありがとう…』
体力が限界を迎えていてもなお、彼女は僕にその優しい笑顔を向けてくれた。
その時から、僕の中でAは絶対に守らなければならない、永遠の護衛対象となった。
今回の任務、僕は彼女に戦闘をさせなかった。そのせいで君は不機嫌になってしまったようだが…
フ「…これも君を想ってやっているんだ。」
例え何があっても、僕は君を守る。
気分転換にドライブを→←作者の雑談2【イタリアの朝ごはんは…】
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マリイ - 黄金の風の中では私1番アバッキオが大好き過ぎる格好いいイケメン (28話でアバッキオが刺された時『私を1人にしないで...レオーネ』って私完全に言ってました) (2019年5月15日 18時) (携帯から) (
レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
ライム。(プロフ) - 温泉たまぴさん» イラストありがとうございます！とても上手にかけていて凄いですね!!本当にありがとうございます！こちらのイラストを紹介させてもらってもよろしいでしょうか…？お返事お待ちしております…！ (2019年3月17日 18時) (レス) id: ae916250fa (このIDを非表示/違反報告)
温泉たまぴ(プロフ) - ライム。さん» https://pbs.twimg.com/media/D12CkMfVYAAzC7Q?format=jpg&name=large恐縮ながら、夢主ちゃんのイラスト描きました汗 コピーしてweb検索していただけると助かります！ (2019年3月17日 17時) (レス) id: 757ec742da (このIDを非表示/違反報告)
ライム。(プロフ) - 雛鳥＠文スト大好きさん» ありがとうございます！では早速次回の作者の雑談で紹介させて貰いますね！ (2019年3月14日 18時) (レス) id: ae916250fa (このIDを非表示/違反報告)
雛鳥＠文スト大好き(プロフ) - 全然構いませんよ〜 (2019年3月14日 18時) (レス) id: cd822d8a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ライム。 | 作成日時：2019年2月27日 19時
