試験後半 ページ41
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第二試験が始まり早四日が過ぎた。
サクラたちから諸々の事情を聞かされて、少し焦り始めている。
タイムリミットが迫っている。
手持ちの巻物は「地の書」。
早く「天の書」を手に入れて塔に向かわなければ間に合わない。
サスケと水汲みをして、ナルトたちのもとに戻ると、カブトさんが居た。
どうやら、ナルトたちが地の書を開けようとしたのを、止めてくれたようだ。
まったく、何やってんの。
呆れていると、不意に視線を感じて目を向けると、バチッとカブトさんと目が合った。
『……あの、何か?』
「あぁ、いや……」
『?』
カブトさんはそう言って目を逸らした。
偶然目があったみたいだ。
それにしては、すごく驚いた表情をしていたと思ったが、私の気の所為だったようだ。
それから、カブトさんの助言により、天の書を手に入れる為、
ゴールである塔の周辺で待ち伏せする作戦になった。
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天の書を手に入れ、何とか第二試験を通過することが出来た。
第三試験を行う前に、人数調整の為(?)と、予選を行うことになった。
サスケが少し具合悪そうにしていたが、心配するサクラを押し切って辞退する事を拒んでいた。
結局、私たち第七班は誰も棄権することなかった。
予選の内容は一対一の個人戦。
ルールは至ってシンプル――どちらかが負けを認めるか、どちらかが死ぬか。
無闇に死者を出さないように、審判が危険とみなした場合試合は中止させるとのこと。
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ネコ助(プロフ) - ゆあなさん» スローペースですがぽつぽつ更新して行く予定です。喜んで頂けて嬉しいです。 (2020年10月11日 11時) (レス) id: 3da7122dd2 (このIDを非表示/違反報告)
ネコ助(プロフ) - もってり子さん» コメントありがとうございます。気長に更新待っててください。 (2020年10月11日 11時) (レス) id: 3da7122dd2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあな(プロフ) - 初コメ失礼します。面白くて一気に見てしまいました。これからも応援しています! (2020年10月11日 0時) (レス) id: dc99432b4c (このIDを非表示/違反報告)
もってり子(プロフ) - 初めまして。更新待ってます。 (2020年6月7日 14時) (レス) id: 7af757e9f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネコ助 | 作成日時:2020年4月28日 0時