面白くなって来た ページ17
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「こんの……馬鹿野郎っ！！」
突然ガイ先生がリーさんを殴り飛ばした。
相当強い一発だったのか、こっちにまで飛んで来た……あんなに離れていたのに。
倒れるリーに近付き膝を着くガイ先生。
「リー……お前ってやつは……！」
「ガイ先生……！」
二人は涙を流し抱き合う。
何かあの人たち、自分たちの世界に入っている。
……というか、一刻も早くここから立ち去りたい。
早く受付済ませに行こうよ。
怖いよ、あの人たち。
あ、ガイ先生がこっち見た。
「君たち、カカシ先生は元気かい？」
ガイ先生がこっちに話しかけて来た。
どうやらカカシ先生の知り合いらしい。
マジか、先生の知り合いかぁ……あ、何でもないです。
一体どう言った関係なのだろうか。
「人は僕らのことを……『永遠のライバル』と呼ぶよ」
あのカカシ先生の……とぼんやりガイ先生を見ていて、瞬きをした瞬間目の前から消えた。
気付くと私たちの後ろに立って居た。
スピードはカカシ先生より速い。
隣に立つサスケは、酷く動揺したように拳を握っていた。
ガイ先生とリーさんが立ち去った後、私は未だ悔しそうな表情をしたサスケを見る。
真正面から向かって行き、手も足も出なかった。
プライド高いからなぁ、サスケ。
「けっ……何だ！ うちは一族も大したことねぇんじゃねぇの？」
傷口を抉る様な一言がナルトから発せられた。
「……うるせぇ……次はあいつをのしてやる」
「ふん、ボロ負けしたくせによ」
更に一言言うナルトを睨むサスケ。
「お前も見ただろ。あいつの手……あのゲジマユはすっげー特訓したんだろ。毎日、毎日……お前よりもな。それだけのことだってばよ」
死ぬほど努力したとは、まさに彼の事を言うのだろう。
その言葉を聞き、サスケはまた強く拳を握り締めた。
「……面白くなって来たじゃねぇか、中忍試験……この先がよ！」
さっきとは違い、闘争心を燃やしている表情だ。
『落ち込んでいる暇なんてないよね』
「うん！」
「おう！」
「行くか！ ナルト！ サクラ！ A！」
「おーっ！！」
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ネコ助(プロフ) - ゆあなさん» スローペースですがぽつぽつ更新して行く予定です。喜んで頂けて嬉しいです。 (2020年10月11日 11時) (
レス) id: 3da7122dd2 (このIDを非表示/違反報告)
ネコ助(プロフ) - もってり子さん» コメントありがとうございます。気長に更新待っててください。 (2020年10月11日 11時) (レス) id: 3da7122dd2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあな(プロフ) - 初コメ失礼します。面白くて一気に見てしまいました。これからも応援しています！ (2020年10月11日 0時) (レス) id: dc99432b4c (このIDを非表示/違反報告)
もってり子(プロフ) - 初めまして。更新待ってます。 (2020年6月7日 14時) (レス) id: 7af757e9f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネコ助 | 作成日時：2020年4月28日 0時
