御咄22 ページ7
『っん、あぅッ……こ……すけぇ……』
『修哉……、気持ち……いいっすか……?』
『あッ、ちょ……こうすけ……!! そんにゃとこ、舐めちゃらめッ……!』
『何でっすかー? こんなに感じてるくせに。……本当は、気持ちいいんすよねっ? 嘘はよくないっすよー、修哉』
『幸助ッ……僕の中、挿れて……?』
『もちろん、いいっすよ。でも、その代わりに――いい声で啼くんすよ?』
エネちゃんが僕に見せてきた映像は、間違いなく昨夜僕とセトがしていたものだった。
さらにピントもちゃんと合っていて音声まで録音されていて高画質だ。
「……もう思い出しましたよね? 猫目さん♪」
「……ねぇ」
「? ハイ、何でしょうか?」
「エネちゃんって、こーゆー男同士の方が好きなの?」
「っはぁ!? ちちち違いますよ!! 何て事言うんですか!! 皆さんにこの映像送りつけますよ、いいんですかッ!?」
「!? ちょっ、それはマジでやめて!? 皆に白い目で見られるし、セトも巻き込んじゃうから!!」
慌てて否定してニヤニヤと笑みを浮かべながら送信ボタンを押そうとしているエネちゃんを僕は必死に阻止すると、エネちゃんはどこかの端末へと消えていった。
それから数10秒程経った時、沢山のファイルを抱えたエネちゃんが戻ってきた。
「? エネちゃん、何その大荷物……」
「これはですねー、皆さんのファイルに入っていたつなぎさんのお写真です♪ このつなぎさんと猫目さんの映像と、おそらく100枚はあるであろうつなぎさんのお写真を交換するというのはどうでしょーかッ!?」
「うーん……」
エネちゃんは「あ、それとも団長さんの方がいいですか? 可愛くていじり甲斐がありますもんね〜!」と言いながら僕の携帯の中を浮遊しながらくるくるとまわっている。
「……分かった、交換するよ! たーだーし、皆には見せないでよね? 特にキドとキサラギちゃん」
「交渉成立ですね♪ じゃあつなぎさんのお写真は新しくファイル作って入れておきますね♪ んじゃっ、さよーなら〜!」
そう言ってエネちゃんは新しいファイルにセトの写真を入れ、笑顔で手を振りながら去っていく。おそらく、シンタローくんを起こしに行ったのだろう。
てか、ファイル名が『カエル』って……そう思いながらリビングに向かうと、既に皆は席についていた。――セトを抜いて。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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マタニティースパイラル@バイオハザード4 - 上を見て「遊んで〜」で\(w^o^w)/…泣けるぜ (2017年11月13日 10時) (レス) id: 8a892843d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨ノ宮心音 | 作成日時:2016年9月25日 15時