御咄29 ページ14
「ちょっと修哉っ、何であんな露出多くて大胆なものを着せるんすか!! 俺、ああいう系弱いんすからね!?」
「え、だってキドにアレとフリルつきの黒いワンピース系の水着の2択を迫られて、僕のタイプがアレだったんだもん……てか、何でキドの水着姿見た瞬間赤くなってんのさ! 僕が幸助と付き合ってるのに……」
「そ、そりゃあキドも女子っすし! それに、ワンピース系のがあるならそっちにすればよかったじゃないっすか!!」
「だってさ、まさかOKするとは――」
「おーい! 2人ともやらないのかー?」
セトとそう話をしていると、遠くから紫色のビキニ姿のキドが僕達に向かって大きく手を振ってそう言っていた。コノハくんは、隣で黙々と浮き輪やボート・ボールなどを膨らませている。
「おっ、ビーチバレーっすか! 今行くっすー! ……さ、行くっすよ修哉!」
そう言うとセトは僕の手を包み込むように握り、キドとコノハくんの方に駆け寄る。そして近くに赤と青の、人が2人くらい入れそうな大きさのパラソルを立ててレジャーシートを敷き、そこに4人の荷物を置いた。
「その前に2対2に分かれないとな。グーパーで決めるか」
そしてグーパーをした結果、僕とキド・セトとコノハくんに分かれた。キドが「よし、行くぞー!!」と言ってサーブをしたビニール製のボールは、セトの方へと下降していく。
「よーっし、くらえっすー!!」
「フッ、バカめ」
セトが勢いよくアタックをしたボールを、キドはそう言ってセト達のコートに入れた。
「んなッ……!! 俺のスーパーエメラルド・フォレストアタックが聞かないだと……!?」
「どうだ、俺のスーパーウルトラアメジスト・クールアタックは」
そう言ってキドは、セトにドヤ顔をする。
『2人とも、どうしちゃったの……!? 特にキド』
……それから数分後。
「じゃあ次はコノハさんっすね! はいっ、ボールっす!」
「うん、……いくよー……えいっ」
コノハくんがサーブをした瞬間、高速でボールが僕に向かって飛んでくる。慌てて構えるが腕には当たらず、ボールは顔面にヒットした。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
3人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マタニティースパイラル@バイオハザード4 - 上を見て「遊んで〜」で\(w^o^w)/…泣けるぜ (2017年11月13日 10時) (レス) id: 8a892843d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雨ノ宮心音 | 作成日時:2016年9月25日 15時