検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:11,068 hit

御咄14 ページ14

そして翌朝。

「……ん、うぅ……?」

「あ、起きたっすね。おはよっす!」

重いまぶたをゆっくりと開けると、つなぎ姿のセトが僕の顔の両脇に手をついて跨がっていた。そしてそう言ったセトは、にこりと笑って僕の唇にキスを落とす。

「ん、おはよ……で、何でこんな状態になってんの?」

「いやぁー、朝起きて着替え終わって暇だったから修哉の寝顔見てたんす。そしたら襲いたくなってきちゃってつい……」

「そ、そう……。着替えたいから早くどいてくれないかな?」

「あ、じゃあ俺が脱がせてあげるっすよ! 安心してくれっす、乱暴には扱わないっすから♪」

「えっ、ちょ、うわっ……!! こここ、幸助ぇ!?」

セトはそう言ってウインクをすると、僕のパジャマのボタンをササッと素早く外して脱がしてきた。僕は真っ白なTシャツとパンツ姿にさせられ、セトはまじまじと僕の体を見てくる。
す、凄く恥ずかしい……そう思いながらもじもじとしていると、セトはハッと何かを思い出したかのような顔をして「ちょっとそのまま待っててくれっす!」と言ってニコニコの笑顔で部屋を出ていった。

「……っくし!! さ、寒っ……」

それから数分後、僕の部屋に戻ってきたセトの手にはセトがいつも着ているつなぎがある。
しかも、色違いで黒だ。

「幸助、……それって」

「そうっすよ、修哉にプレゼントをあげたくてお揃いの買ってきたんす!! ……嫌っすか?」

「い、嫌な訳ないよ!! ありがと、幸助大好き!」

そう言って僕は満面の笑みで、セトに駆け寄って抱きついた。

「んじゃ、早速着させてあげるっすね!」

そして僕がセトによって黒いつなぎを着せられ、セトと部屋を出ようとした時。

御咄15→←御咄13


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
設定タグ:セト , カゲ腐ロ , カノ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:天ノ川夜月 x他1人 | 作成日時:2016年8月31日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。