第二十五話。 ページ25
前回。
なんか弱体化した。
衝撃の事実が判明した。
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イチさんの家の中は入ってすぐ真っ赤な絨毯に白い長椅子、ステンドグラスに大きな十字架といたって普通の教会だ。
あとは……一番奥に扉がある。
また中は外見とは全く違っていて、隅々まで掃除されている。
イ「…あ、家ん中案内するんでついてきてください。」
お「はーい。」
イチさんはスタスタと絨毯の上を歩き奥の扉を開ける。
扉の奥には長い廊下があってたくさんの扉がある。
イ「…この教会…扉の奥は普通の家の一部みたいになってて俺はここに住んでるんです。」
そう言ってイチさんは一番手前の扉に入る
イ「ここが俺の部屋です…まぁ、特になにもないんですけどね…」
夕日に照らされたイチさんの部屋には中央に小さなテーブル、本棚とシンプルなベッド。
そして奥の方にはピアノが。
お「…ピアノ…?」
イ「…あー、あれ…ときどき弾いてるんですよ」
お「…へー…!」
俺がすげーって思ってるとイチさんはピアノに近づいていった。
イ「…ピアノの音が聞こえたら知らんぷりしといてくださいね、わりと音デカいんですよ…これ」
イチさんはぽーん、とピアノの鍵盤を押して部屋を出る。
俺も部屋を出ようとしたとき、なぜか中央のテーブルに目が止まる。
お「……?」
テーブルの上には分厚い本とロザリオが。
イ「………オソマツさん?行きますよー」
お「…あ、はーい」
…なんだろう…。
なんで…ロザリオが…?
いや、元々教会なんだから普通にあるか…。
…あるのか?
まぁ、いいか。
(ばたんっ
誰もいなくなったイチさんの部屋で、ロザリオと分厚い本____聖書___が夕日に染まっていた。
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riyo(`OwO)(プロフ) - にんじんさん» 代わりにググりました。公共職業安定所、公職の愛称です。(Wikipediaから) (2017年8月23日 17時) (レス) id: 72f345caed (このIDを非表示/違反報告)
にんじん - ハロワってナンデスカ?(ググレカスと言ってはいけない。) (2017年8月23日 14時) (レス) id: d54fd76b1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:riyo(`OwO) | 作成日時:2017年8月21日 16時