検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:968 hit

第十一話。 ページ11

目が回る……ぐらぐらして気持ち悪い。



するとぱっと手が離される



お「…うぅ……気持ち悪…」



セ「…あー、頑張って慣れて下さい、オソマツさんはきっともう二度と天界へは行けないはずなんで。」


…うぅ……



セ「さ!急ぎましょ!」



そう言ってセイレーンは走り出す。



…走れねぇよ……と呟きよろよろと歩を進めていると誰かがこちらを見ていた。




黒い壁に寄りかかっている人は黒いフードを深くかぶっているため顔がよく見えないし、壁と同化している



…そして…この通路は狭いため黒服の人の前を通らなければならない。



?「…あんた…見慣れない顔だね…?」


お「…え…?…俺?」



…黒服の人が話しかけてきた…!?



?「…そーいや、今回の集会ってなんのためだったっけな……ま、いっか。」




…マズイ。なんかブツブツ言ってるし…セイレーンすっげぇ前に進んでるし…



…どうする…!?



…うぅ…なんか腹痛くなってきた……



?「…?…あんた…あのゲートで気持ち悪くなったのか…?」



お「…え、あ、はい…」




黒服の人がまた話しかけてきたため少し近寄る。




?「…そうか…あのゲートは何回か通ったら慣れるから安心しな……あ、そうだ……はい」



お「……?」


黒服の人は俺に錠剤を数個渡す。



…なんだこれ…?



?「…この薬をゲート通った後に飲めば少しはマシになるから…あ、1回1錠ね」



お「…あ、ありがとうございます…?」




信じていいのだろうか?



…ここってたしか魔界だよな?



…なんか企んでそうだから信じちゃいけないんじゃ…?



手の上の錠剤を眉間に皺を寄せて睨みつけているとセイレーンが走ってきた





元気だなぁコイツ





セ「…ちょっと〜?オソマツさ〜ん?ちゃんとついてきて下さいよ〜!」


?「…あ、セイレーンさん…え…?なに、この人…セイレーンさんの知り合いですか?」


セ「…って…うぇぇ!?イチ君!?あ、そ〜そ〜この人が噂の侵入者〜!」





…イチ…?





わけがわからないままおいてけぼりにされたがどうやらセイレーンとイチさん?は知り合いのようだ。




んじゃあ信じていいか…と思って錠剤を飲む。




するとすぐに目眩が収まった。




副作用が怖かったが、ちゃんと目眩が収まったから大丈夫…か…?




セイレーンとイチさんが話していておいてけぼりにされているのでイチさんの顔を覗いた










お「………え…?…一松…?」

第十二話。→←第十話。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:おそ松さん , 宗教松
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

riyo(`OwO)(プロフ) - にんじんさん» 代わりにググりました。公共職業安定所、公職の愛称です。(Wikipediaから) (2017年8月23日 17時) (レス) id: 72f345caed (このIDを非表示/違反報告)
にんじん - ハロワってナンデスカ?(ググレカスと言ってはいけない。) (2017年8月23日 14時) (レス) id: d54fd76b1b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:riyo(`OwO) | 作成日時:2017年8月21日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。