元暗殺少女は旅人【ジャーファル】 (ページ10)

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８、私ページ10

――いろいろと数時間…

貴方「ふはぁ～… 眠い…」

宿の一室で私は日記を書きながら呟いた。

窓から見える人…。

屋台の片付けをする人、あまり物を口に押し込む人、私の用に眠そうな雰囲気を出している人…。

とうとう祭りも終盤になり、

さきほど踊り子さんたちの披露が行われていた。

その後すぐに、祭りの終わりを告げる鐘が鳴った。

夜明けまで続いた宴は、幕を閉じようとしていた…。

貴方「さて、だいたい書き終わったな…。ん？」

窓の外を見て、目を細める。

丁度私の部屋は、王宮に近かったせいかとある部屋の一室が見えた。

窓が全開に開いており、中に一人の政務官が机に向かって何かを必死に書いている。

貴方「(おいおい、そんな全開に開いてたら、誰かに侵入されっちまうぞ…。

って、あの人どこかで見たような… あっ、確か八人将の政務官。)

………やっぱり…。」

なんとなくだが、あの政務官、気になる…。

えっ、ああ。恋愛的な意味ではない(断言)

ただ… 白髪にそばかす、そして何気なく袖から見えたあの縄鏢…。

白髪とソバカスなら、偶然だと思ったが… あの形状の縄鏢は…

「パルテビア隠密部隊シャム＝ラシュ」特有の暗殺器具の一つ…。

ただたんにデザインがよく似ていたって線もあるだろうけど…

ここまでのことを偶然ではすませられない…。

貴方「とにかく… あの政務官、ジャーファルって言ったけ…。あいつ、マークしとくか」

そういって、ベッドに飛びッた。

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更新、遅れてしまい、すいませんでした…！！

そろそろ夏の「総合体育大会」ってのが始まるので部活がえらい忙しくなって…汗(言い訳ではありません)

あっ、付け足しの設定です。主人公は目がかなりいいほうだそうです。

ちなみに↑のマークは、ストーカーではありません汗(自分で読み直して思ったｗ)