元暗殺少女は旅人【ジャーファル】 (ページ9)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:14,404 hit

７、謝肉際ページ9

たしか、「まはらがーん」って北極の秘境イムチャックでも祭りのことだが…。

この国にもあるのか…？

貴方「まぁ、様子見る感じ、祭りになりそうだな…」

今までいろんな国の祭りを見てきたが、ここシンドリアの祭りは始めてだな。

ためしに出席でもしてみるか。

にしても、この国の日差しは眩しい…。

フードの中で額の汗を拭った。
―――――――マハラガーン夜

貴方「ﾓｸﾞﾓｸﾞ…(う、うめぇぇっぇぇぇぇっぇ大泣)」

外に設置してあった、さまざまな料理が置いてある長机に座って焼肉を食べる。

ひ、久しぶりの本格的な食べ物！生きていてよかった泣

けど、ガツガツ食べるのは良くない。けど叫びたいぐらいに美味しい…!!

貴方「ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ」

というわけで、真剣に黙って食べる。

しかし、あんなゴツイ南海生物がこんなに美味しい料理に変わってしまうなんて、すごいなぁ。

無料で美味しくて、

もう最高じゃないか。

建国して間もない幼い国だと少々馬鹿にしてたが…。反省しなければな。

にぎやかで明るくて… ルフが眩しいぐらいに白い。

ふいに、手を止める。

―――お前には関係ねェだろ、とっとと寝ろ

………。

貴方「こんな美しい国に… きっとキミはいないだろ…」

あれ…？あの高台にいる人たち… 王様と八人将だ。

？？「シンっ、ちょっと飲みすぎですよっ！」

？？「いいじゃないか、ジャーファル。」

？？「よくありませんよっ、明日は外交での資料を目に通し、その次に貿易国での関税問題ﾍﾟﾗﾍﾟﾗがあるんですよっ!!」

？？「いいじゃねぇかぁ～ジャーファル」

？？「はぁ… まったく…」

……優しいルフの光…。