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10、猫かぶり ページ12

パンをハンカチに包み、ゆっくり立つ。


(おかしいぞ… こいつ確か、さっきまで白羊塔で仕事してたのに…

とにかく、ここは冷静に…)


貴方「あっ、えっと。すいません、ここでのひんひょ… 飲食って禁止ですか…?」

いかんっ、噛んでしまった…/// なんちゅう失敗…。


ジャ「あっ、いえいえ。そういう訳ではありませんよ。

こんな所でなにをしているのかと… もしかしたら具合を悪くされたと思いましたので…。



ん? そのマントにフード… もしかして貴女、あの時森にいた人ですか?」


私の姿を見て、首をかしげて聞く。

いかん… 別にばれてもばれなくてもいいんだが…。なんかいろいろメンドクサソウニ…


まて、こいつはマーク(ストーカー標的)してる奴だ。

一応話せるようになれば、いろいろ情報ももらえるだろう…。

情報さえもらえれば、この人があの人かどうかだって分かる。

とりあえず、「忍法、ねこかぶり!」←


貴方「はい、そうです。あ、あの時は本当にありがとうございました。

あっ、私、旅人のAと申します。」


ジャ「あっ、私はジャーファルと言います。」


貴方「存じてます。確か、あの八人将の最古参であり、蛇鏢の使い手であると…」

しまったぁぁぁぁ… これじゃ明らかに調べきってると言ってるもんじゃないか…。
ストーカーと疑われないか…。



ジャ「ええ、よくご存知で」

って、あれ? 疑ってない…?

よかった〜 あっ、もしかして、有名人だからこういう事もよくあるんじゃ…?


助かったぁ〜 相手が有名人で。



貴方「そういえば、何故このようなところに?」

ジャ「あっ、仕事用のインクが無くなって、ついでにと見回りみたいな」

貴方「そうだったんですかぁ〜。」


えっと…さて、ここからどうやって、情報を仕入れられるぐらいに、関わっていけばいいか…。


貴方「あっ、その…。実は方向音痴で、道に迷って…。(←もちろん嘘)


できれば、国営商館まで、案内させてもらえませんか…?

あっ、お忙しいならいいですが」


ジャ「あっ、大丈夫ですよ。」

よっしゃあぁぁぁっぁあ←


ジャ「じゃあ、ここから一番の近道へ…」

11、道 →←9、まさか…


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設定タグ:ジャーファル , マギ , 暗殺者   
作品ジャンル:恋愛
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岩ちゃんLOVE - 設定で『いちよう』とありますが、一応(いちおう)だと思います! (2015年2月7日 23時) (レス) id: 017ae65515 (このIDを非表示/違反報告)
百合ブレーカー。(プロフ) - 続きっ続きっ(*‘ω‘ *)=(*ノωノ)← (2014年7月25日 17時) (レス) id: 0d591cd11e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ネコP | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年6月20日 19時

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