第119夜 追放者達 ページ21
「僕なら大丈夫だよ。それに彼とはいずれ戦わなければならない日がくる。じゃ、僕はそろそろ帰るよ」
「もう帰るのか。気をつけて帰るんだぞ」
「大丈夫!!亜空間とかの空間で迷わないようにレイメスにお守りもらったの忘れたの?」
そう言いながら腰に刺してある4つの金の星の髪飾りを見せる。
「じゃあね!!また、会いにくるから!!」
昔からの友に別れを告げ、暗い暗い空間を突き抜けて行く。こうして亜空間で迷わずに居られるのはきっとこのお守りのおかげ。
「ありがとう、レイメス」
きっと彼がこれをくれなければ、セバスチャンには会えなかった。彼には本当に感謝の念が尽きない。
「あっ!!Aが帰って来たアル」
レジスタンス本拠地にて帰還した僕にファーランが応える。そして6枚の紙をヒラヒラ目の前に突き出す。
「この紙に書かれてる者に会ってほしいアル」
「またなんで僕?」
「ここに書いてある奴等は弱いからとかで、それぞれ所属していた班を追放された奴等だ。なんとかしてくれ」
後ろから補足を入れたのはソロモン。僕の頭の上に肘をつきながら紙を覗きこんでいる。
おい、僕は肘置きじゃないんだぞ。どけろよ!!
「まぁ、会ってみるけどさ」
ファーランから紙を受け取り、ソロモンを軽く殴ってその場を後にした。
その6人のもとへ向かう途中、フォカロルにしつこく付きまとわれたから軽く殴って、喧嘩してる異種族をいい加減にしろと軽く殴ってきた。
てか、殴ってしかないじゃん。腕が痛いわ。
「はい、辿り着きました。皆さん初めまして第7基地担当のAです。突然ですが僕の班の一員になってください」
辿り着いて早々、とんでもない事を言い出した僕に彼等はポカーンとしていて。
「ここに来るまでに追い出された理由を集めたけど、僕の班員にほしい志の奴らばかりだった!!てことで、これからよろしく!!」
6人の腕を引き僕の基地へと強制連行!!
この6人は弱いながらも守る為に動いていたとの情報がある。こういう人たちが欲しかったんだよ!!
「待ってくださいA様!!俺達が貴女様のような力になれません!!」
「そうです!!しかもたった6人では班として戦力不足。それに付け加え私たちですよ」
到着したそうそう不満を言う彼ら。男4人と女2人。僕を入れたら計7人!!
「それについては問題ない!!僕を入れたら7人になるし、たった6人でも1人1人の力の底上げすればなんとかなる!!」
「無茶苦茶な」
無茶苦茶でも何でもやってやる!!
第120夜 百戦錬磨と七魔導士団→←第118夜 強大な力とかつての友
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千年彗星(プロフ) - 青鷺さん» コメントありがとうございます!! 小説共々、頑張っていくので今後ともよろしくお願いします(*^^*) (2016年6月28日 6時) (
レス) id: 45d0ac0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
千年彗星(プロフ) - マリーネさん» コメント感謝です(*^^*) 読者さまが楽しんでいただけたら幸いです! 今後ともよろしくお願いします!! (2016年6月28日 6時) (レス) id: 45d0ac0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
青鷺(プロフ) - 千年彗星さん» 小説もだけど、受験頑張ってください！！！勉強？なにそれおいしいの？ (2016年6月28日 6時) (レス) id: cb35208076 (このIDを非表示/違反報告)
マリーネ(プロフ) - むっか〜。シンドバッドむっか〜。 (2016年6月28日 4時) (レス) id: 252b10e98a (このIDを非表示/違反報告)
千年彗星(プロフ) - きゅーちゃんさん» 好きと言っていただきありがとうございます!! 今後ともこの小説をよろしくお願いします(*^^*) (2016年5月2日 17時) (レス) id: 113143dc1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千年彗星 | 作成日時：2015年8月1日 13時
