首領からの餞別は ページ17
「…私中也のこと大好きです。それで…ちょうど良い機会だと思うので、ゆっくり色んな話をしてみようと思います」
「それが良い」
頂いたファイルをしっかりと胸に抱き、姐さんに一礼をして、丁度良く到着した中也の車に乗り込む。
車を降りて私の特大スーツケースをトランクに積んでくれた中也は、そのまま姐さんと何かを話している。私は窓ガラス越しに少しその光景を眺めてから、先程のファイルの中身を確認した。
「……」
首領からだというその中身は一枚の薄い紙。
『婚姻届』としっかり印字された一般的なもの。しかもご丁寧に証人欄には既に首領と姐さんの署名がしてある。
うーん。なんて行き過ぎた餞別。
さっきの感動的な空気を返してほしい。
88人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ねこつりー(プロフ) - かれんさん» ふふふ中也は何させても様になりますからね( 〃▽〃) (2018年4月30日 12時) (レス) id: b59e44559a (このIDを非表示/違反報告)
かれん - 中也かっこよすぎです。 (2018年4月30日 11時) (レス) id: 529a00cb8e (このIDを非表示/違反報告)
ねこつりー(プロフ) - rikoriko51さん» 丁度彼の誕生日だったのでギザな台詞を言って貰いました笑 コメントありがとうございます!凄く嬉しかったです(T^T) (2018年4月30日 7時) (レス) id: b59e44559a (このIDを非表示/違反報告)
rikoriko51(プロフ) - HappyBirthday中也! 更新頑張ってください!楽しみにしています。 (2018年4月29日 23時) (レス) id: a789258bf1 (このIDを非表示/違反報告)
かれん - 楽しみにしてます! (2018年4月28日 18時) (レス) id: 2c537c1151 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ねこつりー | 作成日時:2018年4月20日 22時