聲 (ページ4)

今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:21,752 hit

三恐怖の音ページ4

狐はどこかに消え、私が落ち込んでいると

後ろから男の人の声が聞こえた。

三日月「フア！？あ、え、え、ど、どちらさん！？」

？？？「俺の質問に答えろ。ここで何をしている」

三日月「狐とお話しとったましたぁ！」

男の人のは恐ろしい顔をしていて、美形な人だけどとても怖かった。

目がとても鋭くて、睨まれただけで動けなくなった。

　ん？私今変な日本語になった！

三日月「こ、ここはどこですか？あ、あなたは？」

？？？「･･････貴様、もっとよく顔を見せろ」

三日月「なにゃあ！？」

男の人は座ったままの私に高さを合わせて、突然

顎クイした。

男の人にこんなことをされるのは初めてで、私の顔は一気に赤くなった。

？？？(この、匂い･･････この女、【姫神子】か)

三日月「え、え？姫神子？ていうか、私昨日お風呂入って･･････」

？？？「貴様、何故考えていることがわかった」

三日月「へ？」

え、今の、心の声やったん？私また･･････

三日月「えと、すみません･･････」

？？？「貴様は姫神子か？答えろ」

三日月「ち、違います！私、雪峰三日月いいます！」

男の人に私の名を伝えると、やっと解放してくれた。

私は自分を落ち着かせて、心の声を聞こえないようにした。

　豊臣軍兵士「_______！貴様、織田信長だな！？」

豊臣軍兵士「おい、女もいるぞ。合戦の最中に逢い引きとは、油断したな」

突然、二人の男の人がどこかから出てきた。

　な、なんやんねん！！！この人達誰！？織田信長ってこの人の名前？

嘘やろ、織田信長って戦国時代の武将の名前やで！？

信長「････････････ふっ」

信長さん(？)は殺気だった彼らに動じることなく、逆に鼻で笑った。

豊臣軍兵士(ここで成果をあげれば、秀吉様に認めてもらえる！)

豊臣軍兵士「おのれ！何がおかしい！」

豊臣軍兵士「おい、かまうな！我らが主、秀吉様のために、その首頂戴する！」

　豊臣軍兵士(でないと、俺の家族は･･････家族は俺が守る！)

二人の男の人は、信長さんに飛び掛かった。

信長さんは素早く刀を出した。