検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:21,783 hit

八 不思議な音 ページ9

私に心が読める能力があると知り、皆がざわつく中、信長さんが

強い声でこういった。



信長「貴様にそのような能力が有ろうと無かろうと関係ない。

この女はしばらく我が軍に留め置く、光秀、お前が管理しろ」


三日月「え?」


光秀「はっ、かしこまりました」


三日月「な?は?」



私は混乱した。普通、私にこんな能力があると知ると、みんな私を

避けるのに、信長さんは関係ないと言った。


なんで?そりゃ追い出されるよりはマシやけど。

みんな気にしてへん?こんなん始めて・・・・・・・

心が広いのかどうでもいいのか・・・・・良くわからん人やな。



蘭丸(心が読める?もし事実なら情報などが漏れてしまうのでは?

もしかして、この声も・・・・・・)


長秀(こいつは危険だな)



そうでもないか・・・・・・



勝家「よっしゃ、そっちの話終わったんなら、早速戦の話しましょうや!」



この人は大丈夫そう・・・・・・



勝家「信長様、まさかあんな小競り合い

程度で終わりだなんて言いませんよね?」


信長「当然だ。あれはお互い様子見。

どうせ猿の方から動いてくるはずだ」



様子見程度で人を殺すか・・・・・・。



光秀「長秀、たしか視察部隊を出していましたよね?」


長秀「ああ、もう戻るはずだ。おっと、噂をすれば・・・・・・・」



長秀さんがそう言うと、織田軍の兵士が入ってきて、

長秀さんの耳元で何か話した。

どうやら敵のお猿さんが動いたらしい。



信長「おい、お前もついて来い」


三日月「邪魔なだけですよ?」


光秀「・・・・・・・あなたも、信長様のご命令です。共に来ていただきます」



一応断ってはみたが、私に拒否権はなかったようだ。

仕方なく、ついていくことにした。

九 猿の音→←七 心の音



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪桜 - 熱が出ました!頭が痛いよ〜 (2018年12月13日 17時) (レス) id: e8a95e9dde (このIDを非表示/違反報告)
雪桜 - じやあ成実の特技は! (2018年12月8日 17時) (レス) id: 57e1b13492 (このIDを非表示/違反報告)
雪桜 - な、なぜわかった! (2018年12月8日 17時) (レス) id: 57e1b13492 (このIDを非表示/違反報告)
ニャン武士(^・x・^) - 雪桜さん» 確か泳ぐことだったはず・・・・・・? (2018年12月7日 22時) (レス) id: 0544fd5110 (このIDを非表示/違反報告)
雪桜 - わかりますか?! (2018年12月7日 22時) (レス) id: 86efdfcd4c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ニャン武士(^・x・^) | 作成日時:2018年11月20日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。